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2009年9月

2009年9月30日 (水)

初心者脱皮への道9

休んでみる

一度損切りしたら、しばらく売買は休んでみましょう。
これもなかなか出来ないことのひとつです。

玉を建てているときと、建てていないときでは、相場を見る目も変わってきます。
パチンコだって、お金がかかっているから楽しいのであり、お金がかかっていない台を一日中打てますか?

これと一緒のことなのです。

玉を建てからは、株価や、経済・金融ニュース、経済新聞など、今までには気にもしなかったようなことが気になりだします。
勉強もはかどるものです。
ついつい、常に玉を建ててしまいがちになります。
ですが、相場には調子のいいときと悪いとき、株価が上がっているときと、下がっているとき、常に波があるのです。

何も常に玉を建てていなくたって、いいのです。
というより建てないほうがいいです。
長期投資なら話は別ですが、短期で取ろうとするならなおさらです。
上がっているときは買い玉を建てて、下がっているときは売り玉を建てればいいじゃないかと思うかもしれませんが、 そうではなく。
自分が取れると思うところだけ建てていたほうがいいのです。
誰しも、得意なパターンがあるはずです。
すべての波をとろうとしても、なかなか取れるもんじゃありません。

得意なパターンをじっくりと待ち、 素早く奪い取る。
蝶のように舞い・蜂のように刺す。

「風林火山」

風・・・得意なパターンが来たら、疾風の如く迅速に

林・・・情勢を眺めるときは林の如く整然と

火・・・手仕舞いは、烈火の如く猛然と

山・・・動くのが不利なときは山の如く泰然と


休むことは、何もしていないようで、最大の防御なのです。
それは、損をすることがないからです。
素人は、このことを軽視しているようです。
また、出動するべきところで、すぐ出動できるといった点でも、攻撃のうちなのです。
最大の防御であり、攻撃でもある休みを甘く見てはいけません。

損切りと休みは、ぜひ覚えてください。
そして出来るようにならなくては意味がありません。

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初心者脱皮への道8

反省すること

初めての損切りをしました。(損切りをしたことを前提で・・・)
何を感じましたか?

もう株なんてやらないって思いました?
次は上手くいくと思いました?

そんなことより、どこがいけなかったか思い出してみましょう。
そして紙に書くのです。
売買日誌を作成するのです。

そこには、 グラフや場帖、どこで買ったか、どこで手仕舞いをしたか。
一日ごとに感じたこと、アイデアなどを書いておくといいでしょう。
とったリスクや、資金の推移なども。
次は、どうしたら良いか、今回の反省なども書けば完璧でしょう。

自分で見やすいように作りましょう。

これは、どんな有望な書籍より、とっても有益な宝物となることでしょう。

大事なことは、損切りして、いけなかったところを反省し、分析し、次に活かすことです。

これをしなければ、成長しません。

こうしてこそ、損切り=経費となるのです。

ただ、決めたルールで損切りするだけでは、不充分です。

前回、損切りするまで繰返すといったのは、小額でさえ損切りできないのに、資金が増えたときに切ることができるのか?
ということなのです。

完璧に切ることが出来るようになってこそ、守備力が上がるのであって、いちいち躊躇しているようでは、危険だということです。
損切りラインを設定しても、そこで切れないのであれば何の意味もありません。
はっきりいって、全額リスクにさらしているようなものです。
今までどれだけの人が、塩漬け株に悩まされたことでしょう。
塩漬け株を持つということは、初心者どうのこうの以前に、望みがないといったほうがいいかもしれません。
厳しいかもしれませんが、現実なのです。

初期の時点で、損切りルールは守るということを身に付けてください。
まずはそこからです。

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2009年9月29日 (火)

初心者脱皮への道7

習うより慣れろ

ひとつの売買法を思う存分学んで、リスク管理を学んだら、まずは売買してみましょう。
戦略や理論などを学ぶ前に、まずは売買してみなければ、何も身につきません。

リスク管理が、まだ充分学べていないなら、出来るだけ少ない金額で、
損切りラインを株価が7%下がった位置にして、必ず損切りすることを大前提に買ってみましょう。
できることなら、ミニ株などの小額投資で、それが無理ならば、最小単位で買わなければいけません。
資金が1000万円あったとしてもです。
おままごとに思えるかもしれませんが、実際に売買してみて実感することでしょう。
株式売買とは、こういうものなのかと・・・

もし、上手くいったとしても、一度損切りをするまで繰返してください。
これについては、後で書きます。

どうして、ミニ株や最小単位で買ってみるなんてことをするのでしょうか?

いきなり、大きな資金を使って売買したとします。
そこで損失を出してしまいました。
これは、立ち直るまで相当な努力を必要とします。
下手したら、心理状態を乱してしまい、もっと悪化してしまうかもしれません。

これでは、始めから負けが決まったようなものです。
まずは、練習です。
納得のいくまで、小額で練習するのです。
これは、遠回りのように見えて近道なのです。
面倒がらずにやってみてください。

資金が1000万円あったとして、いきなり500万円の損失を出してしまったとします。
いきなり大きなハンデです。
資金を倍にすることが出来て、やっとスタート地点へ戻ってくることができるのです。
ですが、1000万円あったとしても、10万円で始めてみます。
それで、5万円の損失を出しました。
損失としては、初期投資額の50%なので、同じことです。
思う存分練習して、10万円がなくなってしまったとしても、
損失額は、1%なのです。
50%と1%、どうくらべても、1%なら許容範囲でしょう・・・
こういうことなのです。

ここでは、まず一度だけ、売買してみてください。

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2009年9月28日 (月)

初心者脱皮への道6

疑うことから、すべては始る

証券会社の外務員のお勧め銘柄は売買するなとか、他人の勧める銘柄は疑えとか、
そんなことは既にご存知のことでしょうので、ここでは書きません。

タイトルを読んでそうくるだろうと思った方、ごめんなさい。

ここでいう、疑えということは、すべてのことを疑えということです。
売買法からニュースや、企業情報、他人の忠告などすべてです。

だから、ここで書いていることも疑ってもらわないと困ります(笑

なんだか、暗いな〜と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。
株式売買=金儲け=ビジネスなのです。
企業の金儲けの材料を、他社に教えたりしますか?
商売の秘伝を、たやすく人に教えたりしますか?
そんなはずはないでしょう。
企業の情報だって、よく見えるように誤魔化して書いてあるかもしれません。
そんなことをしたら、粉飾決済で捕まってしまいますが、
実際、そういう事件だって起きているのです。

売買法だって、儲かる方法があったら、人には教えたくないでしょう。
たいがい怪しいやつは、売買法やソフトなどを出しに金儲けをたくらんでいる人達です。

ニュースなども、実際は本当なのかどうか怪しいところです。
まったくの嘘なんか新聞社やテレビが流すのはまずいと思いますが、
市場動向なんて怪しいものです。

なんでも、市場動向の記事などは、結構いいかげんなもので、株価が上がれば、公的資金の買いが入った。
など、適当に理由をつけているという説もあります。
実際のところは、分かりませんが。


ただ、中には、親切な人もいるもので、 真実をこっそり教えてくれる人もいるかもしれないのです。

何が言いたいのかといいますと、何でもホイホイ信じるなということです。
ましてや、これはいいよと勧められて、その通りやるのは、カモ誕生です・・・

まずは疑い、自分で検証してみることが大切です。

飛び交う情報すべてが、真実で、嘘偽りがなかったら、今頃みんな大金持ちなのです。

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2009年9月27日 (日)

初心者脱皮への道5

まず知るべきこと

善(よ)く戦う者は、先ず勝つ可(べ)からざるを為(な)し、以て敵の勝つ可きを待つ

孫子の兵法 軍形篇の中のひとつです。

名将は、まず負けないための態勢を整えます。
そして必勝のチャンスを待つのです。

攻めは相手次第なので思い通りにはいきません。
守りは自分のやることなので完全を心掛けれます。

まずは、守りを完璧にしなければいけません。
負けないことが、何よりも重要なのです。

守りとは、損切り、資金管理、ポジションサイジングなどのリスク管理から、休むことも守りとなります。

これらを知らずして、戦いを挑むのは、ノーガードのあしたのジョーほど危険です。
あしたのジョーも最後は死んでしまったでしょう。
(あしたのジョーファンの方、ごめんなさい・・・)

唯一、自分でどうにかできるのは守りなのです。

損切り等、詳細につきましては、後ほど書くことにします。

次に知らなくてはいけないことは、正しい売買法です。
やたらめったら、仕掛けても上手く行くはずもありません。

先人の方々が様々な売買法を残してくれました、うねり取り、リズム取り、酒田罫線法、さや取りなどなど、
また、トレーディングシステム等もそうでしょう。
世の中には、たくさん売買法があります。
ただ、どれが正しいかは私にはわかりません。
自分にあったものをひとつ身に付けるのが上達への近道かもしれません。

次に知らなくてはいけないのは、金融・経済の知識です。
市場の仕組み等も、知っておいて損はないでしょう。
ここは、私のもっとも苦手とする部類です。
まずは、基本的なことから徐々に勉強していきましょう。
これは、いらないんじゃないか?という人もいるかもしれませんが、
狭い視野で物事を見ていると、分からない部分がたくさんあります。
どのようにして、市場は動いているのかなどは、結構重要だと思うのです。

情報というものは、既に知れ渡った情報が、私たちのところへ流れてくると世間では言われています。
また、偽の情報だって流れてくるかもしれません。
真実を見分ける目を養わなければなりません。
突発事故のようなニュースなら、企業内部の情報よりは、確実に平等に素早く伝えられるはずです。
そういうニュースだって知っていると知っていないのとでは、行動だって変わってくるでしょう。
何も知らなければ、買っていたであろう株も、一旦躊躇するかもしれません。
そういう情報だって大切なのです。
現在で行くと、イラク情勢、北朝鮮情勢なども真実の目で捉える知識を身に付けるだけでだいぶ変わってくると思います。

最後に、最重要部分ともいえるものがあります。
心理です。
これも追って書いていくことにしましょう。

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2009年9月25日 (金)

初心者脱皮への道4

止めるなら今のうち

ここまで読んできて、それでも株式売買をしてみようと思いますか?

このご時世、株式売買をはじめても、まず損をするでしょう。
すべての方がそうとは限りませんが、大半の方は損をすると思います。

損をしてもかまわない、それでも市場から勝利を掴み取るんだ!といった方は、かなり度胸のある方だと思います。

株式売買のサイトを立ち上げておきながら、止めておきなさいというのもなんですが、損をしたくない人は止めておいたほうが無難でしょう。

これは真実です。

ただ言えることがひとつだけあります。

リスクを取らずして、成功はつかめない。
努力せずに、成功はつかめない。
あなたの頑張りが、その分、市場から帰ってくるとも限らない。
それでも、挑戦したいのなら、
勝利をこの手に出来るようお互いに頑張りましょう。

株式売買で成功した人の文面、相場経験豊かな人の文面には、劣る部分が多々あると思いますが、
出来るだけ、偽りなく(私の知っていることが、真実ならば) 、役に立てるよう書いていきますので、よろしくお願いします。

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初心者脱皮への道3

市場のしくみ

まず頭に入れておかなければならないことがあります。
市場のしくみについてです。

現在の東京証券取引所では1日で6000億近くのお金が動きます。
もっと多いときもあれば、少ないときもあるのですが、6000億としておきましょう。

そのお金は、どこから出てくるのでしょう?

・・・そうです、みなさんのお財布の中から出て行っているのです。
機関投資家や、年金、生保などの資金も、結局の出所は、みなさんのお財布の中からなのです。

イメージとしては、カジノのルーレットを思い描いてください。
プレイヤーが場にチップを出す。
勝った人がもらい、負けた人はもってかれる。

市場とは、そんなようなものです。
そのゲームが毎日のように莫大な資金で行われていると思ってください。

ですから、ゼロサムゲームのようにも思われがちです。
ゼロサムゲームとは、親がいて、子がいて、親が勝てば、親が場のお金をすべてもらい、子が勝てば場のお金をすべてもらえるといったようなものです。

ですから、勝率が50%なら何回もやれば、結局は五分五分というただ疲れるだけのゲームです・・・

といっても、何回も続けばの話ですが。

株式市場は、そのゼロサムゲームよりもっと過酷なゲームです。

マイナスサムゲームなのです。

それはどういったことでしょうか?

場に出したお金を親と子、以外にも奪っていくところがあるのです。
それはどこでしょうか?

実は、あなたのパートナーの証券会社なのです。
そして、あなたの住んでいるお国なのです。

株を1万円で買った、そして2万円で売った。
このときにあなたの手元に残る利益は、1万円ではなく、手数料と税金を差し引いた額になるのです。

もう少し詳しく説明すると、手数料が片道1%、所得税が15%、住民税が5%だったら、

1万円 −200円(手数料) −10円(手数料の消費税) −1500円(所得税) −500円(住民税) = 7790円

簡単に計算してみると、7790円しか手元に残らないのです。

2210円が無条件で持っていかれるのです。

これが、100万円だったら、22万1千円も持っていかれるのです。

こんな不利なゲームで勝てると思いますか?

それが株式市場なのです。

 

市場でみんなが追い求めている株価というものは、実際には実体のないものであり、欲望の塊といってもいいでしょう。
みんな安く買いたがり、高く売りたがる。
そうこうしているうちに勝手に株価は動いていくのです。

はっきりいって、競争です。
生き残ることが出来ない人は、次々と市場から離れていき、また新しい人がやってきて、また消えていく。
トーナメントのようなものです。

そんな株式市場で、あなたは、生き残れる自信はありますか?

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2009年9月24日 (木)

初心者脱皮への道2

「初心者だからしょうがない。」

一種の慰め文句です。

スポーツの世界なら通用するかもしれませんが、実際あなたが立っているその世界・・・
そうです、相場の世界では通用しない言葉なのです。

スタートラインに立った地点で、周り皆が敵であり、プロもアマも関係なく、皆同じリスクを背負っているわけです。
いきなり、厳しい言葉かもしれませんが、アマちゃんイコール、カモなのです。

ネットの掲示板などで、馴れ合いや励ましあいがよく見られますが、なんとも滑稽な風景です。

損をした人を慰めているように見えますが、実はその慰めている人が儲けているのであれば、損をした人のお金は、慰めているその人へ流れていっているのです。
大まかに言えばそうなのです。

確かに、人間は一人では生きていけないと昔から言われているように、仲間を求めるものですから、 しょうがないといえばしょうがないのですが、実際、私もその一員です・・・

強いて言うなら、初心者と呼べるのは1年まで。
1年過ぎてもコンスタントに利益が出せないならカモとなるのです。
ある相場経験豊かな人に、そう教えられました。

ですから、1年過ぎて、損をしている人が、ネットの掲示板などで初心者なので仕方ないですと言っていたら、

「いやいや、あなたは初心者ではなくてカモですよ。」

と、教えてあげたほうが親切かもしれません。

 

それだけ厳しい世界なのです。

株を買えば儲かるといったバブルの時代は、とっくの昔の話。
損をするなら銀行や郵便局の預金に預けておいたほうが、とっても経済的です。

それでも株を買うというならば、あなたは何を求めているのでしょう?

夢ですか?

大金を手にして、リムジンに乗り、綺麗なネエチャンを両脇に、片手にワイングラス、もう片方の手には白いペルシャ猫。
まるでゴッドファーザーですね・・・

もっと現実的になって物事考えれる。
多少のリスクを背負ってでも、 得るべきものがそこにある。
そうお考えなら、 もう少しお付き合いください。し

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初心者脱皮への道1

これは2003年に作成したものです。

カブカブドットコムというサイトを立ち上げまして、はや半年も経とうととしています。
時が過ぎるのも早いもので、カブカブドットコムのテーマである「初心者から脱皮しよう!」についてのコーナーが ないことに気付きました。

このままでは、いけないと思いこの「初心者脱皮への道」というコーナーを立ち上げたのです。
といっても、実際、私ほーほーさだおも初心者から脱皮をしたわけではありません。

この半年間の総まとめとして頑張って書きたい所存であります。

拙い文章でありますが、どうぞ最後までお付き合いください。

また、私は文才も持ち合わせておりませんので、おかしな個所があるかもしれませんが、そのときはご指摘下さい。

 それでは、かしこまった文章はこの辺にして、本領発揮と行きますか、ぐぉ〜〜〜〜!!!



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2009年9月19日 (土)

真・株の初心者講座6

株太郎は、さっそく証券会社に注文を出そうと師匠に相談に来ました。

 

株太郎「師匠、こんにちは」

師匠「おう、株太郎。」

 

株太郎「今日は、トヨタ自動車のミニ株を買おうと思って相談に来ました。」

師匠「ほう〜、で、なぜトヨタ自動車にしようと思ったのじゃ?」

 

株太郎「有名だからです。」

師匠「それだけか?」

 

株太郎「業績も、よさそうだからです。」

師匠「それで買うのじゃな。」

 

株太郎「はい。それで、株価が上がったらすぐ売ろうと思ってます。」

師匠「どうしてじゃ?」

 

株太郎「早く、利益が欲しいからです。」

師匠「株太郎よ、それでは、勝てるもんも勝てんじゃろう・・・」

 

株太郎「どうしてですか?」

師匠「お前には、まず売買の基礎を教えないといかんな。素人は、適当に売買しすぎるからいかんのじゃ。」

 

株太郎「売買の基礎ですか・・・、教えてください!師匠!」

師匠「まずは、武道や、茶道にも流派があるように、何かひとつの流派に絞って勉強するのじゃ。」

 

株太郎「流派ですか〜?トレードにも流派があるのですか?」

師匠「もちろんじゃ。」

 

株太郎「例えば、どんなのがあるのですか?」

師匠「うねり取り、リズム取り、酒田罫線法、サヤ取りなどじゃ。」

 

株太郎「師匠は、どの流派なのですか?」

師匠「我流じゃ(w」

 

株太郎「師匠、どうすればよいのでしょう・・・」

師匠「株太郎よ、各流派は、専門の本などを読めばいいのじゃ。」

 

株太郎「本ですか〜、面倒ですね、」

師匠「まずは、自分で努力することを知れ。そうしなければ、成長しないぞ。」

 

株太郎「読むだけでいいのですか?」

師匠「読んだらノートにまとめるのじゃ。学校と一緒じゃ。」

 

株太郎「それは、面倒ですよ・・・」

師匠「バカモン!お前の頭で全て暗記できるはずがなかろう!」

 

株太郎「わかりました、」

師匠「ただでさえ、儲けるのは難しいことをしようとしているのだ。努力しなさい。努力を。」

 

株太郎「みんなノートにまとめているのですか?」

師匠「努力家は勉強ノートを持っているもんだ。そして、同じ本を何度も何度も読んで覚えるのだ。」

 

株太郎「大変なのですね、」

師匠「まずは、勉強してから始めても遅くないぞ。資金がなくなってから勉強を始めるか、
   面倒くさがらずに、じっくり勉強して、資金がなくならないかどっちがいいか? 」

 

株太郎「資金がなくなったら嫌です!では勉強します。」

師匠「がんばりなさい。」

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真・株の初心者講座5

株太郎は、師匠に何故、ミニ株をすすめられたか、とっても不思議に思っているようです。

 

株太郎「師匠、こんにちは!」

師匠「おお、株太郎久しぶりじゃの。」

 

株太郎「やっと口座開設できたのですが、売買するまえに、一つ教えていただきたいのですが。」

師匠「なんじゃ?」

 

株太郎「師匠は、この前、ミニ株やらポケット株やら仰っていましたが、なんでミニ株になったんでしょう?」

師匠「そうじゃの〜、そういえば言ってなかったな。」

 

株太郎「そもそも、お前は資金が10万円じゃ。株式投資をするには少なすぎるのじゃ。」

師匠「師匠が、10万にしろと・・・」

 

ゴツ☆ (師匠が株太郎の頭を叩く音)

師匠「とにかくじゃ、10万円だと買える株は限られてくるのじゃ。」

 

株太郎「限られてくるのですか〜」

師匠「そうじゃ。それで、小額投資を始めることにしたのじゃ。」

 

株太郎「小額投資ですか?」

師匠「その名のとおり、少ない金額で投資をすることじゃ。」

 

株太郎「はあ〜」

師匠「小額投資するには、10万円以下の低位株でもいいのじゃが、」

 

株太郎「低位株とは何ですか?」

師匠「簡単に言うと、株価が低くなっていて、安く買える株じゃ。」

 

株太郎「では、低位株でいいじゃないですか〜」

師匠「とにかく、ミニ株にしなさい。今後の練習のためじゃ。」

 

株太郎「わかりました・・・」

師匠「では、小額投資に向いている、ポケット株、eワラント、ミニ株の説明をしてやろう。」

 

株太郎「お願いします。」

師匠「まず、ポケット株というのはな、株という名前がついているが、株ではないのじゃ。」

 

株太郎「では、なんなんですか?」

師匠「ポケット株は、ちとややこしいのじゃが、株を売買する権利を有価証券にしたものじゃ。」

 

株太郎「権利?有価証券??、もう混乱してきました・・・」

師匠「まずは、聞きなさい。それでな、ポケット株はゴールドマン・サックス社という投資銀行が発行しているものなのだ。」

 

株太郎「株は、企業が発行していて、証券取引所で扱われるのですよね?それとは違うのですか?」

師匠「違うのじゃ、ポケット株は、実際の株ではなく、ゴールドマン・サックス社が大元になっているのじゃ。」

 

株太郎「なるほど。」

師匠「有価証券というものはな、証券をもっている人にたいして、何らかの権利があることを証した券なのじゃ。
   この場合だと、株を買うという権利の券ということじゃ。 」

 

株太郎「なんだか、ややこしいですね・・・」

師匠「まあ、実際に売買するときには、そんなことは気にせんでもええ。」

 

株太郎「それで、ポケット株は、なんで小額投資に向いているのですか?」

師匠「それはな、1000円〜5万円ぐらいで買えるように設定されておるからじゃ。」

 

株太郎「1000円ですか!?」

師匠「そうじゃ。ポケットマネーで買えるということから、その名がついたそうじゃ。」

 

株太郎「では、ポケット株にしましょう!」

師匠「お前は、本当に気が早いヤツじゃの〜、最後まで聞いてから決めなさい。」

 

株太郎「はい・・・」

 

師匠「ポケット株は、実際の株と同じような値動きをするのじゃ。

    eワラントというのもあって同じような有価証券なのじゃが、これらは、カバードワラントと呼ばれておるがの。

    eワラントは、動きが激しいのじゃ。 」

 

株太郎「激しいとはどんなことですか?」

 

師匠「eワラントは、実際の株の何倍もの動きをするように作られておるのじゃ。」

株太郎「なんだか恐ろしいですね。」

 

師匠「そうじゃ。だから、素人は手を出すでないぞ。」

株太郎「わかりました。」

 

師匠「その点、ポケット株は動きが緩やかじゃから、初心者向けといえよう。」

株太郎「ますます、ポケット株がやりたくなってきました。」

 

師匠「ただ、ポケット株、eワラントには、満期と言うものがある。」

株太郎「ということは、期限が来たらタダになっちゃうってことですか?」

 

師匠「そうでもないが、この満期が曲者じゃ。

   損失が出ていても、売らなくてはいけないのじゃ。」

 

株太郎「それは、困りますね〜」

師匠「また、満期が近づいてくると、価値がなくなってくる。」

 

株太郎「どうしてですか?」

師匠「残り少ない日にちのポケット株を買いたい人がおると思うか?」

 

株太郎「それもそうですね・・・」

師匠「この価値も、ポケット株の価格に反映されるので、最後のほうは、実際の株とは動きが変わってきてしまうのじゃ。」

 

株太郎「ちょっと、ややこしそうですね。」

師匠「あとは、買値と売値に開きがあるのじゃ。為替と同じようにな。」

 

株太郎「良いとこもあれば、悪いとこもあるのですね。」

 

師匠「それでは、ミニ株の説明をしよう。」

株太郎「いよいよですね!」

 

師匠「ミニ株というのは、実際の株の10分の1の単位で買うことができるのじゃ。」

株太郎「単位とは、以前教えてもらった、1000株単位や100株単位という単位ですね?」

 

師匠「そうじゃ。例えば、200円の株が1000株単位だった場合、200×1000の20万円いることになるな?」

株太郎「10万円じゃ買えないですね(><」

 

師匠「ミニ株なら、10分の1だから、1000株単位の株は100株から買えることになるのじゃ。」

株太郎「ということは2万円ですね!」

 

師匠「なかなか利口になってきたの〜、その通りじゃ。」

株太郎「えへへ。」

 

師匠「といっても、ポケット株よりは高い場合が多いがな。」

株太郎「ポケット株とミニ株の違いはなんですか?」

 

師匠「下の表に書くからよく読みなさい。」
項目     ポケット株     ミニ株
金額     約1000円〜5万円に設定されている。     実際の株の10分の1単位
注文形式     成行、指し値     成行寄付注文
満期     あり     なし
売買できる銘柄     147銘柄(2003年1月時点)     約2550銘柄(証券会社による)
配当     なし     あり
買値と売値     開きあり     同じ
手数料     片道500円 消費税込みで525円     125円〜 消費税込みで 131円〜

株太郎「なんとなく分かったのですが、いくつか分からないところがありました。」

師匠「どこが、わからなかったのじゃ?」

 

株太郎「ポケット株の注文形式の成行、指し値は分かったのですが、ミニ株の成行寄付注文とはなんですか?」

師匠「これが、ミニ株の弱点でもあるのだが、ミニ株は、寄付でしか売買できないのじゃ。」

 

株太郎「寄付ってなんですか?」

師匠「まだ教えてなかったかな?」

 

株太郎「はい・・・」

師匠「株式市場は、証券取引所によって変わってくるのだが、東証の場合で説明しよう。」

 

株太郎「お願いします。」

師匠「こんな感じで市場は開いておるのじゃ。」

師匠「まずは、朝9時に市場は開くのじゃ。このときを寄付というのじゃ。

   その後、午前11:30まで開いておる、この間のことを前場という。

   で、11:30のときを前引けという。

   午後は、12:30から始まるのじゃ。

   このときのことを後場寄りという。

   その後、3:00までの間を後場。

   午後3:00で終了じゃ。このときを大引けというのじゃ。」

 

株太郎「ということは、ミニ株は1日のうちで9:00だけしか売買できないのですか?」

師匠「そうじゃ。」

株太郎「後の時間はどうしているのですか?」

師匠「指をくわえてみておるのじゃ(w」

 

株太郎「なんだか、ポケット株のが良いような気がしますが、」

師匠「しょうがないの、どうしてミニ株にしたか教えてやろう。」

 

株太郎「まだ、何かあるのですか?」

師匠「そうじゃ、手数料じゃ。」

 

株太郎「手数料ですか?」

師匠「新光証券というミニ株を扱っている証券会社があるのじゃが、ここがなければ、ポケット株もミニ株もそうは変わらんじゃろう。」

 

株太郎「どうしてですか?」

師匠「今、ポケット株の手数料は、一番安くて、片道500円、消費税を入れて525円じゃ。

   買って、売るだけで1050円必要なのじゃ。」

 

株太郎「それでは、1000円のポケット株を買ったら、手数料で同じだけ払わなければいけないのですね、」

師匠「そうじゃ。ミニ株を扱っている証券会社も大体、一番安くて片道450〜500円じゃから、そう変わらんのだが、」

 

株太郎「で、新光証券はいくらなのですか?」

師匠「一番安くて、125円なのじゃ!往復でも250円。」

 

株太郎「4分の1ですね・・・」

師匠「別に、新光証券の回し者じゃないぞ(w」

 

株太郎「わかってますよ、」

師匠「これが、一番のポイントなのじゃ。」

 

株太郎「それが、何か重要なのですか?」

師匠「別に、長期投資をするのなら、どこでもいいのじゃが、お前に教えようと思っているのは、

   キャピタルゲインを目的とするトレードじゃ。投機ともいうがの、 」

 

株太郎「短期で売り買いするということですね。」

師匠「もともと、ミニ株は、あまり短期で売買するものじゃないはずじゃが、コストが割高だからの。

   コストを無視するとえらい目を食うぞ。出来るだけ少なくしたほうがいいのじゃ。」

 

株太郎「では、どうしてなのですか?」

師匠「お勉強ってとこじゃ。」

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2009年9月18日 (金)

真・株の初心者講座4

株太郎は、最近、早く株式売買をしたくてうずうずしているようです。
今日は、師匠にそのことを伝えにきました。

 

株太郎「師匠、こんにちは!」

師匠「おう!株太郎、久しぶりじゃな」

株太郎「なかなか株式売買ができないので、うずうずしているのです。
     早くやりたいです! 」

師匠「株太郎よ、そんなに焦るんじゃない。相場は明日もあるという格言もあるんじゃぞ。」

株太郎「そんなこと言わないで、早くやらせてください!」

 

師匠「しょうがないの〜、では証券会社に口座を開くことからやるかの。」

株太郎「やったー!!」

 

師匠「じゃが、口座開設の申請をしてから実際に売買を始めれるまで半月程かかるぞ、」

株太郎「え〜、まだ先なのですか、」

 

師匠「そうじゃ。まずはいろんな証券会社の資料を集めなさい。」

株太郎「どこでもいいから、早く出来そうなところでいいです。」

 

師匠「株太郎よ、まだお前はケツが青いの〜」

株太郎「どうしてですか!?」

 

師匠「証券会社とは、いわば今後お前がやろうとしている株式売買のパートナーとなるところじゃ、
   多種多様の証券会社があって、サービスも様々じゃ。
   下手なところを選ぶと命取りになるぞ。 」

 

株太郎「そうだったんですか!」

師匠「まず、一番重要なのは、手数料じゃ。」

 

株太郎「手数料ですか〜、なんですか?それは、」

師匠「株を売ったり、買ったりするときには、手数料が発生するのじゃ。
    証券会社も慈善事業じゃないからな。 」

 

株太郎「株を買うのには、株価だけで買えるわけじゃないんですね!」

師匠「他にも税金もかかるぞ、これはまた今度な。」

 

株太郎「なんだか、たくさんお金がいるのですね、足りるかな・・・」

師匠「ところで、株太郎よ。お前はいくら使おうとしているのじゃ?」

 

株太郎「100万円です!今までコツコツ貯めてきたのです。」

師匠「100万円か〜、ところでお前の貯金はいくらあるのじゃ?」

 

株太郎「100万円です!」

師匠「・・・」

 

株太郎「100万円で足りますか?」

師匠「お前は、その100万円がなくなってもよいか?」

 

株太郎「それは、絶対に困ります!」

師匠「それでは、100万円も使うでない・・・」

 

株太郎「どうしてですか?」

師匠「相場の世界では、絶対ということはないのじゃ。もしかしたらなくなってしまうかもしれないぞ。」

株太郎「そんなに危険なのですか!?ギャンブルですね・・・」

師匠「そうじゃ、言ってみれば、経済という知的な言葉を利用したギャンブルなのじゃ。株式売買は、」

 

株太郎「そんな危険なものに、100万円も使えません・・・」

師匠「そうじゃろ、お前のやり方次第で、その100万円がなくなりもしたり、何倍にもなったりするのじゃ。」

 

株太郎「何倍にもなるのですか!?」

師匠「その可能性は、かなり低いがの、」

 

株太郎「株式売買をやろうか迷ってきました・・・」

師匠「迷うなら止めたほうがいいじゃろう。」

 

株太郎「せっかくですから、10万円ぐらいなら、」

師匠「10万円なら、なくなってもよいのじゃな?」

 

株太郎「それなら、悔しいですが、なんとか・・・」

師匠「よし、決まりじゃ!お前は10万円でやりなさい。」

 

株太郎「わかりました。」

師匠「何故こんなことを決めたかわかるか?」

 

株太郎「全く、わかりません、」

師匠「以前にも、話したが貯金と違って、株式投資にはリスクがつきまとうのじゃ。」

 

株太郎「リスクですか〜、危険ということですね。」

師匠「そうじゃ。100%安心なら、100万円全部使ってもよいが、そんな簡単なものじゃないからな。」

 

株太郎「簡単な方法はないんでしょうか?」

師匠「あることはあるぞ。50%の確率で増やす方法がな。」

 

株太郎「50%なら、パチンコや競馬よりいいですね!」

師匠「ただし、つまらんぞ。」

 

株太郎「教えてください!」

師匠「それはな、1回だけ勝負することじゃ。」

 

株太郎「1回だけですか!?」

師匠「そうじゃ、それで利益が出たら、そこで止めることじゃ。損が出ても諦めて止めることじゃ。
   これで50%の確率で増やすことが出来る。 」

 

株太郎「2回じゃダメなんですか?」

師匠「単純な確率でいくと、それはダメじゃ。
   1回の勝つ確率が50%なら、2回とも勝つ確率は25%になる、 」

 

株太郎「なんだか、他の方法がいいです、」

師匠「なんでじゃ?このやり方が一番いいかもしれんのじゃぞ。」

 

株太郎「だって、つまらないじゃないですか〜」

師匠「株太郎よ、お前は何のために株式売買をしようとしているのじゃ?」

 

株太郎「お金を増やすためです。」

師匠「そうじゃろう、だったらつまらなくてもよいじゃないか。」

 

株太郎「それも、そうですね・・・」

師匠「まあ、これは冗談じゃが、このことは肝に銘じておけ。
   株式売買する目的はお金を増やすことということを。
   売買をやり始めると、決まって違う目的になりがちなものなのじゃ。
    本来の目的のお金を増やすことを忘れて、
   スリルを求めたり、何か違うものを求めてしまうのじゃ。
   お前が、本気でお金を増やそうと思うのなら、
   株式売買は仕事と思うことじゃ。
   確かに、なんとも言えないおもしろさがある。
   やめることの出来ない中毒性がある。
   それが相場じゃ。
   だが、忘れてはならぬ。
   本来の目的はお金を増やすこと。
   楽しむためではないと。 」

 

株太郎「わかりました!」

師匠「だが、10万円だと、買える株も少ないじゃろうな。」

株太郎「それなら、やっぱり100万円を・・・」

 

師匠「いや、10万円でいいのじゃ。
   何も最初から全資金で売買することはない。
   まだ、分かってないうちは損するのが当たり前と思っておいたほうがいいだろう。 」

株太郎「損するなら、やっぱり嫌です・・・」

 

師匠「お前も男なら、一度決めたことは守りなさい。」

株太郎「はい・・・」

 

師匠「資金が少ない場合は、ポケット株やミニ株というのもあるぞ。るいとうなどもな。」

株太郎「なんですか?それは。」

 

師匠「とりあえず、ミニ株にしなさい。説明はまた今度じゃ。」

株太郎「わかりました。」

 

師匠「それでは、ミニ株が取引できる証券会社の資料を全部取り寄せなさい。」

株太郎「どうやってですか?」

 

師匠「インターネットはつかえるな?」

株太郎「はい。使えますよ!」

 

師匠「それでは、ストックリサーチ社のHPで見てみるとよい。ここは、証券会社の比較をしているところじゃ。」

株太郎「どこを選べばよいでしょう?」

 

師匠「そうじゃな〜、とりあえず手数料の安いところじゃな。
   まあ、口座維持管理料が無料のところは全部開きなさい。
   新光証券が一番安いみたいじゃな。
   ただ口座維持管理料がかかるみたいじゃが、手数料の安さは、魅力じゃ。
   ここも開いておきなさい。 」

株太郎「そんなにたくさん開かなくてはいけないのですか?」

師匠「まずは、使ってみなくてはどんなところかわからんじゃろ。」

株太郎「わかりました・・・」

 

師匠「あと、さっきも言ったが手数料の安さは重要じゃぞ。」

株太郎「200円も500円もそんなに変わらないじゃないですか・・・」

 

師匠「お前は、本当にケツが青いの〜」

株太郎「青くありませんよ!」

 

師匠「後々教えていくが、手数料は、株式売買にとってはとっても邪魔な存在なのじゃ。
   勝つか負けるかが決まってくる重要なカギのひとつなのじゃ。
   あまり甘く見てかかるでない。 」

 

株太郎「わかりました・・・」

師匠「それでは、今日はここまでじゃ!」

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真・株の初心者講座3

今日の株太郎は、なんだか真剣な顔をしています。

 

株太郎「師匠、今日まで色々と悩んでいました。なんで、株は儲かったり損したりするのでしょうか?」

師匠「株太郎よ、何を悩んでおるのじゃ?」

 

株太郎「株を買うと、配当や株主優待で得をするのは分かったのですが、損するのは何でですか?」

師匠「それは、株価が下がるからじゃ。」

 

株太郎「株価とは株の値段ですか?額面のことですか?」

師匠「ちょっと違うぞ。株価とは、時価のことじゃ。
    肉や、野菜なども、値段が変わったりするじゃろ。」

 

株太郎「肉や野菜も、新鮮のほうが高いですよね。株も新鮮のほうが高いのですね!」

師匠「そうとは限らん。」

 

株太郎「では、ワインと同じように、昔のものほど高いのですか?」

師匠「そうでもない。
    どうやら、株価の動きについて教えなければいけないようじゃの。 」

 

株太郎「ぜひ、お願いします。とても気になります。」

師匠「じゃあ、まず簡単な説明をしてやろう。
   Aさんが、持っている株を売りたいらしい。それをBさんとCさんは狙っているようじゃ。 」

 

師匠「Aさんが、1000円で株を売ることに決めた。」

株太郎「1000円なら、買います!」

師匠「黙って聞きなさい・・・」

 

師匠「Cさんは、900円で買いたい。Bさんは、1000円で買いたい。と言った。」

師匠「株太郎なら、BさんとCさんどっちに売りたいか?」

株太郎「もちろんBさんです!」

 

師匠「そうじゃろう。このときにAさんの株はBさんに売れるのじゃ。」

師匠「このときの価格の1000円が株価になるのじゃ。
   だから、今この株は何円?となったら1000円となるのじゃ。 」

 

師匠「次にBさんが、この株を1500円で売ろうとした。」

師匠「ところが、Aさんは800円、Bさんは900円で買いたいと言っておる。」

株太郎「こういうときは、どうなるんですか?」

 

師匠「取引不成立じゃ。Aさんか、Cさんが高い値段にするか、Bさんが安く売らなければいけないな?」

株太郎「そうですね。」

 

師匠「そこで、Bさんは、しぶしぶ1200円で売ることにした。」

師匠「Cさんは、1100円で買うことにした。Bさんもその値段で納得し、結局1100円で売ることにした。」

 

株太郎「でも、良く考えてみると、Bさんは、しぶしぶと言っていますが、100円得してますね・・・」

師匠「株太郎よ、なかなかするどいな。このときは、株価が1100円じゃ。
   Bさんは、1000円で買って、1100円で売っておる。 」

師匠「この価格差で得た利益のことをキャピタルゲインというのじゃ。
   逆に、損した場合は、キャピタルロスというのじゃ。
   ちなみに配当による利益のことはインカムゲインという。 」

 

株太郎「師匠!とっても分かりやすかったです。
     このような注文を証券取引所が管理しているのですね。 」

師匠「そうじゃ。もう少し、具体的に説明してやろう。」

 

師匠「今は3人の例で説明したが、実際には多くの人の注文がたくさん出てくるわけじゃ。」

株太郎「取引が大変そうですね・・・」

 

師匠「そこで、証券会社から証券取引所に集められた注文は、コンピュータで処理されるわけじゃ。」

株太郎「手作業だったら大変ですからね、」

 

師匠「昔は、手作業だったのじゃぞ。」

株太郎「そうだったのですか!」

 

師匠「さっきの説明でもあったが、一番安い売値と一番高い買値から取引が成立していくのじゃ。」

師匠「これを価格優先の原則というのじゃ。」

株太郎「同じ値段の人がいっぱいいたらどうなるんですか?」

 

師匠「それは、早い者勝ちじゃ。」

株太郎「なんだか、慌しいですね・・・」

 

師匠「これを時間優先の原則という。」

 

師匠「今日は疲れたのでこれまでじゃ。」

株太郎「師匠〜、もっと教えてください!」

 

師匠は、どこかへ行ってしまいました。

 

株太郎「師匠〜〜〜〜〜」

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2009年9月17日 (木)

真・株の初心者講座2

株太郎が、何やら慌てて走ってきました。

 

株太郎「師匠~!師匠~!」

師匠「なんじゃ、騒がしいヤツじゃの~」

 

株太郎「この前、師匠に教えてもらって、株を買ってみようとしたんですよ。
     そしたら、どこで買ったらいいかを聞くのを忘れてました。
     どこで、株って売ってるのですか? 」

 

師匠「お前も、気の早いヤツじゃの。」

 

株太郎「どこのお店で買ったらいいのでしょうか?さっぱり分かりません。」

師匠「どうせおまえのことじゃから、株屋が、あるとでも思っとるんじゃろ」

株太郎「違うのですか!?」

 

 

 

 

 

 

師匠「株は、証券会社というところで買えるのじゃ。」

 

株太郎「証券会社ですか?」

師匠「そうじゃ、証券会社じゃ。」

 

株太郎「もう少し、詳しく教えてくださいよ。」

師匠「証券会社についてか?」

 

株太郎「そうです。その証券会社についてです。」

師匠「たぶん、お前は大きな勘違いをしているから、まずそこから正さねばいかんな。」

 

株太郎「どうしてですか?証券会社に行けば、株券が並んでいて、その中から選べばいいんですよね?」

師匠「ほ~らみろ、そこから変な想像になってしまっとるじゃろ。」

 

師匠「まず、証券会社に行っても、棚に株券が並べてあって、宝くじみたいに売ってるわけではないのだ。」

株太郎「そうなのですか!」

 

師匠「株というものは、まず会社が発行するな?」

株太郎「はい。そこは、前回教えてもらいました。」

 

師匠「それから、その株券をすぐ買えるわけではないのじゃ。」

株太郎「そうなのですか?」

 

師匠「株式会社を作るには、二通りの方法があるのじゃ。」

株太郎「なんだか、また難しくなりそうですね・・・」

 

師匠「まず絶対必要なのが、発起人じゃ。ようは、会社を建てるぞ!って人じゃ。」

 

株太郎「そうですね、その人がいなければ、会社は建ちませんね。」

 

師匠「その発起人だけで会社を設立するのを、発起設立という。
    この場合、発行した株式を発起人一人で引き受けるのじゃ。
    発起人は、最低1株以上は引き受けなければいけない。
    それから、資本金は最低1000万円必要じゃ。 」

株太郎「そんなに、いるのですか?」

師匠「まあ、裏技もあるようじゃから、もし会社を作ろうと思うなら研究してみなさい。」

株太郎「あと一つの方法はなんですか?」

師匠「募集設立じゃ。発行する株式を発起人と、それ以外の人から募集するのじゃ。」

株太郎「募集ですか~」

 

師匠「そうじゃ、発起人が引き受けた分の、残りの株式を引き受けてくれる人を募集するのじゃ。
   そして、このときに、額面を決めたりするのじゃ。株券の発行も。 」

 

株太郎「額面ってなんですか?」

 

師匠「株券の値段のようなものじゃ。たとえば、額面50円とか額面500円とかな。」

 

株太郎「ということは、50円で買えちゃうのですね!?安いもんですね。」

 

師匠「そういうわけには、いかんのじゃ。最低でも5万円でないと買えないようになっとるのじゃ。
    たとえば、額面50円の株なら、1000株ずつしか買えないようにな。 」

 

株太郎「ということは、額面500円なら、100株ずつですか?」

 

師匠「そうじゃ。ただ、株は値段がころころ変わるから、額面が意味のないものとなってしまうので、
   額面を決めてない株式もあるのじゃ。これを無額面株式という。 」

 

株太郎「なんとなく、わかったような・・・
     ややこしいですね、 」

 

師匠「これから、株券を買えるまでの説明にはいるぞ。」

株太郎「もう少し、やさしく教えてください。」

 

師匠「充分やさしいじゃないか、
    で、募集設立するときに株式を引き受けてくれる人を探すわけじゃ。 」

株太郎「とほほ・・・」

 

師匠「最初は、身内や親族など、身近な人たちにいくわけじゃ。
    小さいところなど、ここで終わりじゃ。 」

 

株太郎「では、株券を買えないじゃないですか!」

 

師匠「そうじゃ。だから、みんながみんな買えるわけじゃないのじゃ。」

株太郎「そうなんですか・・・」

 

師匠「だが、身内だけでは限界があるかもしれないな。
   そう行ったときに、株式を世間に広めなくてはいけない。 」

株太郎「そうですね~、チラシを配ったり・・・」

 

師匠「そんなことをするわけなかろう!
    そこで、登場するのが証券会社じゃ。」

株太郎「やっと、証券会社が出てきましたね。」

 

師匠「日本証券業協会の定める基準を満たしていれば、登録名簿に載せてもらえるのじゃ。
    その登録名簿に載っていれば、証券会社を通して買うことが出来るようになるわけじゃ。
    これを店頭に公開するというのじゃ。店頭に公開された株のことを店頭株というのじゃ。 」

 

株太郎「これは、証券会社に行けば買えるのですね? 」

 

師匠「まあ、そうじゃが・・・
    ジャスダック(JASDAQ)というオークション方式の売買、
    または、マーケットメイカー方式という方法で買うことが出来るのじゃ。」

株太郎「なんですか、それは?」

 

師匠「そうは、気にせんでいい。ジャスダックは、オークション方式。
   マーケットメイクは、マーケットメイカーとなった証券会社が、 顧客や他の証券会社と価格交渉して売買する方法じゃ。」

株太郎「では、そのジャスダックで買うことにします。」

 

師匠「ちょっと待ちなさい・・・
    株は、何も店頭株だけではないぞ。
   そもそも、店頭株は取引が少ないから、初心者は辞めたほうがいい。 」

 

株太郎「では、他の方法を教えてください。」

 

師匠「東証一部とか、聞いたことないかね?」

株太郎「そういえば、ニュースで聞いたことあるかもしれません。」

 

師匠「株の大部分は、証券取引所で売買されるのじゃ。」

株太郎「証券会社とは違うのですか?」

 

師匠「証券会社とは違うぞ。証券取引所じゃ。」

株太郎「証券会社と証券取引所?こんがらがりますね・・・」

師匠「どんなところかというとな、証券会社は、全国各地にいろんな証券会社があって
   その注文が証券取引所に集められるわけじゃ。 」

 

株太郎「証券会社の親玉みたいな感じですね。」

師匠「ちょっと違うがな・・・
   とにかく、証券取引所で株が扱われるようになると、全国に広まるじゃろ。
   店頭株より、基準が厳しくなっておるがの。 」

 

株太郎「なるほど。」

 

師匠「この証券取引所に株を登録することを上場するというのじゃ。」

株太郎「気分は上々!」

ビシ!(師匠は、株太郎の頭をたたきました。)

 

師匠「証券取引所は、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌にあるのじゃ。
   東京証券取引所が一番、メジャーだろう。
    証券取引所の中でも、一部と二部があって、一部に行くほど基準が厳しいのじゃ。」

 

株太郎「株太郎も、東京証券取引所の一部に、上場したいです!」

 

師匠「会社もない、お前には無理じゃ!」

 

株太郎「では、上場した株を買うには、証券取引所に行けばいいのですか?」

師匠「証券会社でいい。
   個人がやり取りするのは、証券会社じゃからの。 」

 

株太郎「さっそく、証券会社に、電話して買ってみます~」

師匠「そう、慌てるでない。まだまだ、知ることはたくさんあるぞ。」

 

株太郎「どうするんですか!?」

 

師匠「それは、また今度な。」

 

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2009年9月15日 (火)

真・株の初心者講座1

これは売買秘帖よりもう少しあとに作ったものです。

そもそも株ってなんなんでしょう?
株、株とよく耳にするけど、実際どんなものか知らない人って結構いると思います。

株について、師匠が詳しく教えてくれるようです。

 

株太郎「師匠、株ってなんですか?」

師匠「株太郎、なんでそんなことがしりたいのだ?」

 

株太郎「テレビで株のニュースがやってたんですが、

      自分も、株で一攫千金、お金持ちになりたいのです。」

師匠「株太郎よ、そんな甘いもんじゃないぞ」

 

株太郎「株は、難しいのですか?」

師匠「そうなんじゃ、株をやれば誰でも金持ちになれるわけではないのじゃ。
    株で通算プラスの人は、一握りしかいないのじゃぞ。」

株太郎「そうだったんですか~。株をやれば、簡単に儲かると思っていました。」

 

師匠「そんな、簡単な物だったら、世の中みんな金持ちになっとるわい。」

 

株太郎「では、どうやったら儲かるのですか?」

師匠「それは、おまえの努力しだいじゃ、まずは、勉強しなさい。」

 

株太郎「教えてください、師匠!」

師匠「しょうがないの~、では、基礎の基礎から教えよう。」

 

株太郎「ありがとうございます、師匠。」

 

師匠「株とは、これのことじゃ」

師匠は、株券を持ってきて、株太郎に見せました。

 

株太郎「こんな紙切れで、どうやってお金持ちになれるのですか?」

師匠「まあ、そうあせらず聞きなさい。」

 

師匠「まずは、会社のしくみから話さなくてはいけないな。」

株太郎「会社のしくみですか~」

 

師匠「株太郎よ、会社を作るときには、お金がたくさんいるだろう。」

株太郎「はい。」

 

師匠「そのお金を用意するにはどうしたらいいと思うかね?」

株太郎「銀行から借りたらどうでしょう?」

 

師匠「うむ、しかし借りたお金を返さなくてはいけないだろう。」

株太郎「それも大変そうですね。もっといい方法はないのでしょうか?」

師匠「株式を発行するという手もあるのだ。」

 

株太郎「株式を発行とはなんですか?」

師匠「会社を作る場合には、たくさんのお金が必要じゃ。
    そこで、株式とお金を引き換えに、多くの人から資金を調達するのだ。 」

 

株太郎「そんな紙切れ、誰もほしがりませんよ。」

師匠「株券を持っている人に、会社が利益を分けてくれるのだったら、欲しくないか?」

 

株太郎「ちょっと、欲しくなりました。」

師匠「これを配当というのじゃ。配当がある会社もあれば、ない会社もある。
    また会社によってどれぐらい配当をもらえるかも変わってくるのじゃ。」

株太郎「なるほど、でも、もっと欲しくなるオプションがないと、そこまで魅力がありません。」

 

師匠「お前の好きな遊園地の入場券や、その会社の商品の割引券がもらえるのだったら、欲しくないか?」

株太郎「それは、すばらしい!なんだか欲しくなってきました。」

師匠「これを株主優待というのじゃ。」

 

株太郎「他には?他には?」

師匠「株券を持っている人は、会社の経営に参加できるのじゃ。」

株太郎「社員でもない人にですか?」

師匠「社員ではないが、株式を持っている人を株主というのじゃ。そして、経営に参加する機会を株主総会という。」

株太郎「なるほど、会社に意見を言えるのですね。
      そういえば、最近ニュースで見たことがあるのですが、総会屋ってなんですか?」

 

師匠「株主総会で、下手に意見を言われるのを嫌う会社もいるのじゃ。
    株主たちがあまり意見を言ってこないようにするために、怖そうなお兄さんに会社が金を渡して、
    株主たちを威嚇するようにお願いする場合があるのじゃ。」

 

株太郎「なんだか、株主総会に行くのが怖くなってきました。」

師匠「安心しなさい、このようなことは法律で禁止されている。
      捕まってしまうわい。 」

株太郎「安心しました。」

 

師匠「それに、高級ホテルで、弁当が食えるかもしれないぞ。」

株太郎「本当ですか!?ぜひ株主総会に行きたいです。」

 

株太郎「配当に、株主優待に、経営に参加ですか~。
     銀行に預金するより、楽しそうですね。 」

 

師匠「株太郎よ、もう忘れたのか?株は、そんなに甘くはないのじゃぞ。」

株太郎「どうしてですか?いいことばかりじゃないですか。」

 

師匠「銀行に預金しておけば、お金が減ることはないだろう。」

株太郎「はい。利息ももらえます!最近は、ほとんどもらえないですが・・・」

 

師匠「そうじゃろう、今は金利が低いからな。」

株太郎「金利とはなんですか?」

 

師匠「預金いくらに対して、いくらの利息がもらえるかということじゃ。」

株太郎「ちなみに、今はどのくらいなのですか?」

 

師匠「株太郎の普通預金だと、0.001%ほどじゃ。」

株太郎「0.001%ですか~」

 

師匠「100万円預けても、1年で10円の利息しかもらえないのじゃ。」

株太郎「無いのと一緒ですね、」

 

師匠「そうじゃ、だが、元本を下回ることはないから、安心なのじゃ。」

株太郎「預けたお金が、減っちゃったら困りますね。」

 

師匠「そうじゃろう。株などは、その可能性があるのじゃ。もっともお前次第じゃがの。」

株太郎「なんだか、難しそうですね。」

 

師匠「株は、元本も下回るが、増える可能性も無限大なのじゃ。だから面白い。」

株太郎「どうやったら、いいのでしょうか?」

 

師匠「それは、また今度な。」

株太郎「師匠、ずるいですよ~。早く教えてください。」

 

師匠は、帰ってしまいました・・・

 

株太郎「師匠~~~~~」

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売買秘帖8

 八 実践

日本式と中国式

日本の空手などには、1級、2級、階級制度が設けられている。

その級の技術を卒業すると、昇級していくようなものだ。

 

中国武術には、そのような階級制度はないはずだ。

基本を教えられ、その基本を地道に練習し、たまに新しい技術を教えられ、またその繰り返し。

 

果たして相場にはどちらのほうがよいのだろうか?

相場においては、階級制度は聞いたこともない。

ということは、中国式をとっているのだろうか。

 

ここで、大事なことは基本の繰り返しというところだ。

 

八極拳の達人に、李書文という人がいる。

李書文は、槍の基本の技、ラン、ナー、チャーという三つだけを反復練習した。

いろいろな、技や型などがあるにもかかわらず、この三つだけを練習したのだ。

そして、後に神槍と呼ばれるようになった。

中国武術には、このようなエピソードがたくさんある。

基本こそ奥義なのだ。

 

相場においても、基本の反復練習は大切なこと。

上達するためには、避けては通れない道。

多くの人は、この基本の反復練習をつまらないからと投げ出してしまう。

難しいやり方を好んでやり、経済がどうだの、なんとか理論によると買いだ、

アナリストの発言がどうのこうの、PERとPBRによると割安だとか・・・

そんなことは、どうだってよいのだ。

 

安くなったら買い、高くなったら売る。

この繰り返しでいいのだ。

何故そんな難しく考えるのだろう。

出来もしないのに、どんどん難しいやり方に進んでいってしまう。

出来もしないのに・・・

 

様々な練習方法

練習方法は、いくつかあるが、自分が続きそうと思う物を選べばいい。

私の選んだ練習方法は、規格化された出発点から始める方法だ。

試行錯誤の末、この練習方法にたどり着いた。

最初の1枚目は、試し玉としているが、試し玉の役割を果たしているのかが、疑問であるが、一応試し玉だ。

どのような出発点かは、ここには書かない。

これは、私のやり方であり、読んだ方に適しているとは限らないからである。

 

そして、三分割買い下がりである。

どのように買い下がるかも書かない。

よく使われるのは、決まった値幅による分割・グラフの形による分割などである。

 

次に、三分割売り上がりで手仕舞いする。

 

やっていることは、これだけである。

 

後は、失敗したときに損切りする方法だが、損切りラインを設定している。

後々、感覚で切るようにしていきたいのだが、なかなか思い切って切ることができないため、

この損切りラインが、最終ラインとなっている。

 

また、この損切りラインは、株価が上がったら、切り上がっていくような物を使用している。

株価が下がったら、切り下がることはない。

これは、株価が上がっていき、なかなか手仕舞いを戸惑っているうちに株価が下がってしまい。

結局、スタート地点での損切りラインまでいってしまい、後悔するのを防ぐことができる利点を持っている。

株価が上がれば上がるほど、損切りラインに引っかかっても、利益が出ているからだ。

 

あとは、その損切りラインの上のほうで、自分の感覚を頼りに、売買していくのである。

この練習方法を始めて間もないため結果は、なんとも言えないが、後はひたすら反復練習である。

 

実践してみて

いろいろなことを知ることは、いいことかもしれないが、正しいひとつのやり方さえ知ってしまえば、

後は、しばらく遮断するほうがよいかもしれない。

これは、実践してみて思ったことである。

 

どうしても、勉強ばかりして、いろいろなことを知ろうとすればするほど、知識偏重になりやすい。

基本の練習なのに、余分な知識が邪魔をするのだ。

 

私も、細かいことまで知ろうとしすぎていたのかもしれない。

勉強してきたことが、思うようにいかないことを知るのである。

基本の練習では、本当に基本だけでよいのである。

 

実践により、経験していくのであり、実践により、知っていくのだ。

心理的な部分も、技術的な部分も。

自分の資金で、自分の判断で、実践してこそ、練習なのである。

 

思うようにいかない

本当に簡単なことでも、実際の相場でやってみようとしても、とても難しくなってしまう。

ここでこうして、こうなったらああしてと、頭では分かっていても、相場が言うことを聞かないのである。

こうなったらというところまで、相場が動いてくれない。

では、どうやったらいいか?

手仕舞いする、じっと待つ、どうすれば・・・

これには答えはないのである。

どうするかは、その時に自分で判断しなければいけない。

他人に聞いても、雑音となるだけである。

玉を建ててから、現在までの経過の心理、行動など他人には、分かるはずもない。

客観的に、こうしたほうがいいだろうと言っているだけである。

もし、上手くいかなかったら?

それは、知らない、自己責任と言われてヨシである。

ましてや、こちらから聞かずともこういったアドバイスが来る場合もある。

こういった場合、人間弱いもので、迷ってしまうものだ。

判断が鈍るだけでなく、失敗した場合に、アドバイスした人の性にしてしまいがちだ。

売買は、自分の判断で、自分の思うようにやればいいのであって、人に意見を聞く物ではないと分かってきた。

 

少なからず役に立つこと

それは、日頃の売買の感じたことや、考え、玉建ての理由などをメモしていくことだ。

一度の過ちは、書籍や、アドバイスからは、得られない貴重な勉強となる。

そして、そのときの考えを忘れてしまい、また同じ過ちを犯してしまうのはどうしてだろう?

 

過去の売買の時点での、感じたことや、考えなどは、忘れてしまっているからである。

そして、同じ過ちを犯してから、あの時は、次はしないでおこうと思ったのに・・・

となってしまう。

このメモを、たまに読み返すだけでも、とても役に立つだろう。

 

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2009年9月14日 (月)

売買秘帖7

七 設定

目的地

到達点は、はっきりとは分からないもの。

それは、生涯たどり着くことはないからである。

生きているうちは、何かに向かって進んでいくべきであり、

時には、休み、しばらくしてまた歩き、見えない未来に向かって進んでいかなくてはならない。

 

晩年になってみて、ここに来るために歩いてきたのだとわかるのだろうか、

私にはまだ分からない。

ただ、途中で止まってしまっては、今まで歩いてきた道はそこで終わりである。

行き止まりだ。

 

人は、この世界に生まれてから死ぬまで、1本の道を歩く。

途中、分岐点があるだろうが、結局は1本の大通りなのだ。

この1本の大通りは、誕生、生きる、そして死である。

全てにおいて複雑な道が入り乱れているが、

晩年になり、振り返ってみれば歩いてきた道は1本だったと分かるのだと思う。

あの時、こうしていれば、また違った人生だっただろうと人はよく振り返るもの。

それは、架空の人生。

実際に歩く道は1本である。

 

到達点は、はっきりとは分からない。

 

もしかしたら、到達点は死なのかもしれない。

到達点を死とするならば、人は何故、死に向かって歩いていくのだろう。

働いて、食べて、寝て、遊んで、喜び、悲しみ生きていく中で、

何のために歩いているのか、何故時は過ぎていくのか、分かってくるのだろうか。

時間という概念が生まれたときに、人は年をとるということを知った。

そして、生きているうちに何をしなければいけないかを考えることも。

 

何をしていても時は過ぎていく。

寝ていても、休んでいても過ぎていくのだ。

そして時を刻むごとに、体感スピードは早くなる。

ゆっくり流れていた物が、だんだん早くなる。

時間というものは、常に一定であるが、体感時間は変わるもの。

限られた時間の中で、あなたはどのような道を歩いていくのだろう?

 

何もせずに、過ごしているとなかなか時は進まない。

そして、どこに辿り着くかも分からない。

まるで、暗闇の中を歩いているよう。

着いたところが、どんなところでも文句は言えない。

自分でそうしたのだから。

 

目的地がはっきりとしたときに、時の流れは急速に進み始める。

それとともに、暗闇に小さな明かりが灯る。

その小さな明かりに向かって進み始める。

 

まずはこの小さな明かりを灯さなくては、いけないのだろう。

 

整え

目標を決めるには、現在の資金・目標資金・期間・勝率・損切り設定・利食い設定・最大損失等を

知らなくてはいけない。

これにより、目標と設定を決めるのだ。

この目標と設定をじっくり決めることは、とても重要だと思う。

難しく考えずに、まずは実践という人は多いのだが、市場は公平ではない。

玄人と素人が入り混じっている。

そして、市場は常に味方ではない。

強い者は、弱い者を喰い、駆け出しの初心者を喰い尽くしていく。

いきなり飛び込んで、つまみ出されるのが目に見えている。

小さな明かりを灯し、そこに向かう途中の様々な困難から自分を守ってくれるのは設定である。

技術以前の問題である。

技術もない、駆け出しの初心者が生き残れるはずはない。

資金が開始資金より少なくなり、その損を取り戻そうと悪戦苦闘している人たちが、

ほとんどではないだろうか。

 

だからといって、失敗は成功するためには必要な経験であり、資金が大きくなってから失敗する前に、

練習のうちに失敗を経験しておいたほうが、後に大きな成果を残すかもしれない。

この辺のバランスが難しい。

 

 

資金

まずは、現在の資金がどれぐらいあるかである。

資金は、最初の練習の内は小さくしておいたほうがいい。

最初の内は、自分の投資法を確立するまでに、損失が出ることのほうが多いだろう。

いきなり、大きな資金ではじめると、後になって取り返すのが大変である。

私の練習では、6万2千円で投資法を固めるまでに、4万円ほどになった。

35%の損失である。

これが、本番であったら、55%も利益を出さなくては、初期投資額に到達できない。

そして、本番になってから、資金を10万円追加した。

現在の資金は14万円である。

他の方からみたら、本当に少しの資金でやっているのだなと馬鹿にされるかもしれないが、

私にとっては、14万円は大きな金額なのだ。

練習での損失を取り戻すのには、14%の利益によりスタート地点へ戻ることができる。

既に、14%の損失から始めなくてはいけない。

 

ここで、難しいのが、資金の追加は昔からご法度とされていることについてだ。

練習で使用していた金額そのままで本番に突入したほうがいいのか、

資金を追加して、損失率を軽減し、本格的にはじめるほうがいいか。

正しい道を行くなら前者の「練習で使用していた金額そのままで本番に突入」だろう。

ということは、練習=本番である。

 

やり方については、もちろん練習=本番でなければいけない。

本番と同じように練習をやらなくてはいけない。

資金については、「始めのうちは小さな資金でやる」と「資金の追加はご法度」がどうもかみ合わない。

 

私は、損失を極力減らすため、「始めのうちは小さな資金でやる」ほうをおすすめしたい。

ただ、資金を追加する場合に気をつけなくてはいけないのは、いきなり大きく増やさないことだ。

これは、スクーター・トラックの法則といわれていて、自分の器量がついていかないのである。

そして、必ず失敗するようだ。

また、一度資金を追加したら、その資金でやっていくというぐらいの心構えでなくてはいけないだろう。

損失が増えてきても、また資金を増やせばいいという考えが出てきてしまうからである。

 

私のように、資金が少ないと不利になることは確かである。

1000万円の資金と10万円の資金で始めた場合、資金の増えるスピードも違う。

また、10万円では、1万円の損失を10回出したら終わりなのに対して、

1000万円なら、1万円の損失でも、1000回も耐えられる。

同じ損失額でも、痛さが全然違うのだ。

コストの面でも、資金が多いと有利である。

 

このようなことを考え、自分にあった資金を用意しなくてはいけない。

 

目標

私が読む本では、株式売買は、よくスポーツやピアノに例えられる。

知っているだけでは、出来ない。

実際に練習を積み重ねて覚えていかなければいけない。

それは、確かにそうである。

 

では、スポーツでは、目標が大事であることにも変わりはない。

目標もなくスポーツをしているのは、所詮遊びなのである。

プロ野球の選手も、プロになるという目標があったからこそ、

プロになり、活躍しているのではないだろうか?

 

私は株式売買においても目標は重要だと考えている。

何も目標も持たず、目先の利益を喜んでいるのは、遊びと変わらないのではないだろうか。

 

目標を決めるには、現在の資金と、目標金額、それと目標達成までの期間、最大損失額で決めるのがいいだろう。

これにより、年間利益目標や月間利益目標など決めることができる。

例えば、資金が100万円で、1億円を目標にしたとする。

達成までの期間が5年で、最大損失が5万円の目標を設定したとしよう。

そうした場合、単純計算で、1年間に、20倍の利益を出さなくてはいけない。

1ヶ月にして、1.67倍も利益を出さなくてはいけないのだ。

しかも、最大損失が5万円だとすると、利益と損失の割合が2000:1である。

これは、無謀に思える。

現在の私の目標は、資金は14万円、10年間で100万円である。

最大損失は、2万円である。

これでいくと、3ヶ月で5%の利益で達成する計算だ。

となると、1ヶ月で約1.67%である。

目標金額までは、7倍ぐらいあるが、1ヶ月で1.67%と考えると、無謀とは言えないのではないだろうか。

 

もちろん、目標達成までの期間より早く到達するのはかまわない。

だが、目標に向かって努力するということが、大事なのだと思う。

目標を持たずに、売買するのと、目標を持って売買するのとでは、最終的にはどちらが結果がでるだろう?

今の段階では、分からない。

 

限られた時間の中で、小さな明かりを目指して進んで行きたい・・・

そこに辿り着くまで、

そして、そこに新しい始まりが待っている。

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2009年9月13日 (日)

売買秘帖6

六 発達

知者不言 言者不知

今まで書いてきたことは、株式売買におけるほんの基本的な部分である。

正直この先は書こうかどうか迷った。

最近は、老子の言葉にもあるように「知者不言 言者不知」という言葉が身にしみてわかるようになって来たからだ。

知る者は言わず、言う物は知らないというように、知っている人は黙っている物だ。

知らない人程、ベラベラと喋るものである。

書こうかどうか迷ったのは、巷で流れている噂で、本当に儲かる方法があるのなら本にして世間に広めたりするだろうか?

ということに、少し共感してしまったからである。

広まってしまえば、それは大衆の物となり、奥義ではなくなってしまう。

本当に儲かる方法というのは、あったとしても隠されているものではないだろうか。

 

また、相場の達人でもない私がこのように文章を書き、人目に触れるような場所で発表するのも

かえって逆効果になってしまうかもしれない。

どうせなら、自分だけの覚書として残しておいたほうがいいのかもしれない。

 

しかし、よく考えてみると現在の私の知識は、出版されている著書を読めば手に入る。

いわば、世に知れた知識の一部でしかない。

その知識を元に、自分独自の方法を考えていくのが成功への道だと感じるのである。

世に知れた知識の一部なら、この文章で書くことになんの問題もないのではないかと思ったのである。

相場で成功した先駆者達は、儲かる方法を著書にして世に広めてきた。

何故そのようなことをしたのだろう?

もしかしたら、その方法は既に使えない方法であるのかもしれない。

だが、その方法の考え方は参考になるだろう。

 

視点を変えて見てみることにする。

中国武術というものがある。

中国武術は完全に師匠(老師)と弟子のシステムで成り立っている。

このシステムが何千年と続いてきているのだ。

弟子が新たな流派を築き、色々な流派が出来てきた。

弟子を何人もとる老師もいる。

だが、その中でもほんの一部の弟子にしか奥義は教えないのである。

全ての弟子にも、その流派の大部分を教える。

その大部分をマスターすれば、その流派をマスターしたといえるかもしれない。

だが、本当にマスターしたというのは、その秘伝の奥義を教えてもらわなければ出来ないのである。

 

これと相場にも同じようなことがいえるのではないだろうか?

秘伝の奥義は、どこかに存在するのかもしれない。

だが、一般には明かされていない。

ましてや書物にして出版しているとは思えないのである。

書物からは大部分をマスターすることはできるかもしれない。

秘伝の奥義を知りたいと思わなければ・・・

 

だから、もし今後書籍からではなく、自分で考えた方法が出てきたなら、ここで文章にして書くことはないだろう。

ここに書かれていることは書籍を読めば分かるであろう方法だ。

何冊も書籍を読むには時間と労力のいることだ。

その短縮ができるかもしれないというだけだ。

この文章で何か感じ取れるものがあるのなら、参考にしていって欲しい。

そして、自分独自の方法を考えていって欲しい。

 

初心者では考えないであろう6つの項目

株式売買では、次に上げる6つの項目が成功への鍵とされている。

初心者のうちでは、この6つの項目を考えることはないだろう。

せいぜい1つ、よく考えて2〜3つといったところだろうか。

 

【6つの重要項目】

1.勝率

2.1株単位で売買したときの利益と損失の相対的な大きさ

3.売買コスト

4.売買の頻度

5.売買資金の大きさ

6.ポジションサイジングのモデル

 

この6つの項目が最終的な利益を左右することは間違いないだろう。

必ず考えなくては、いけない。

次から各項目についてもう少し詳しく説明していく。

 

勝率

勝率とは、利益が出た売買と損失が出た売買の割合である。

実際に、ある程度売買してからでないと求めることはできない。

10回売買して8回利益が出て、2回損失が出たら、

この10回の売買の勝率は80%である。

勝率が悪いようなら、売買方法が良くないのかもしれない。

だが、必ずしも勝率のみで最終的な利益は生まれる物ではない。

 

1株単位で売買したときの利益と損失の相対的な大きさ

10回売買したときに、8回利益が出たとする。

この8回の平均利益が2万円だったとする。

残りの2回は損失が出た。

この2回の平均損失は10万円だった場合。

利益の合計は

8×2=16万円

損失の合計は

2×10=20万円

となる。

80%の勝率でも、合計はマイナスになるかもしれないのである。

 

これを期待値で考えると比較しやすい。

期待値は1株単位で考えるのである。

先ほどの例は1000株単位で売買していたものとする。

8回の利益の平均利益は2万円となる場合。

1株当たりの平均利益は、20円である。

2回の損失の平均損失は10万円となる場合。

1株当たりの平均損失は、100円である。

期待値は、以下の式によって求めることができる。

先ほどの例をこれに当てはめてみる。

期待値は−4だ。

1円につき4円の損失を出していることになる。

 

では、次の売買の期待値を求めてみよう。

30回売買した場合に7回は利益が出た。

平均利益は、7万円である。

23回は損失が出た。

平均損失は2万円である。

このときの期待値は?

1株当たりの平均利益は、70円。

勝率は23.3%である。

1株当たりの平均損失は、20円。

負率は76.6%である。

期待値は0.99である。

1円につき99銭の利益を出しているのだ。

先ほどの例と比べても後の例のほうが、儲かるのである。

 

最終的に利益を出すなら期待値がプラスでなければならない。

期待値がマイナスになってしまう場合は、どうしてマイナスになるか見直さなければいけない。

 

売買コスト

売買コストは、手数料などである。

取引手数料が往復1000円する場合に、1万円の株を購入する場合は、10%も手数料で取られてしまう。

10万円の株の場合は、1%で済むが。

また、短期売買になればなるほど、この手数料が関係してくる。

1度買って、ずっと売らなければ500円で済むが、10回も売買すると1万円も手数料でとられてしまうのだ。

 

売買の頻度

利益率が同じ場合、売買の頻度が多いほど当然利益も大きくなる。

一度の売買で1万円の利益を得る場合、1年間で一度しか売買しなければ

年間利益1万円である。

毎日売買すれば、年間利益365万円の利益になる。

これは、大きな違いになる。

 

売買資金の大きさ

売買資金の大きさは、売買に大きく関係してくる。

1万円の損失でも、100万円の資金なら、1%の損失に過ぎないが、

10万円の資金なら10%の損失になる。

その逆で、100万円の資金で1%の利益が出た場合1万円の利益だ。

10万円の資金の1%は1千円である。

利益を複利で増やしていくならば、最初の資金の大きさにより、目標までの期間も大幅に変わってくるのである。

 

ポジションサイジングのモデル

ポジションサイジングとは、現在の資金では何枚売買するとちょうどいいかということである。

これは、資金の増え方に大きく関係してくる。

よく使われているのが、資金の何%は使わないで余裕資金として残しておくというやりかただ。

実際のところポジションサイジングを理解していなく、適当に50%を余裕資金として

決めている人が多いのが現状である。

資産の増え方は、ポジションサイジングと密接に関係しているといっても過言ではない。

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2009年9月12日 (土)

売買秘帖5

五 目覚め


うねり取り

林先生の書籍を読んでいると、よく相場師の三種の神器という言葉がでてくる。

場帖・玉帖・資料を作成しなさいということだ。

詳しくは、後述する。

また、資料の中にはグラフも含まれている。

グラフは700×1000mmの1mm方眼紙(B1)に手書きで書いていかなければならない。

これが、また骨の折れる作業である。

書き方が分からなくて、株式サロンで書き方について質問していたところ、

株式サロンのトピックの主の還暦氏に、

「うねり取りをやるのですね?」

と、聞かれた。

うねり取りという言葉は、林先生の書籍の中で何度か出てきていたのだが、どのようなものかは、

はっきりとは理解していなかった。

 

そこで、株式サロンで師匠や還暦氏に教えを請うことにした。

あるときには、しつこいほど質問した。

間違った覚え方をしないようにするためだ。

 

うねり取りとは、簡単に言うと同じ銘柄の株価のうねりを分割売買などの売買技術を利用して

うねりという波に乗っていく技術だ。

基本的には、試し玉から入り、逆張りで分割し買い下がっていく。

株価が上昇し出したら、買い下りで建てた玉で利益を取りつつ、たまに反対の玉を入れる。

この反対の玉によって、次に来る下降の波の様子を探るわけだ。

波が下降しそうだと感じたら、売りの玉を建てつつ買いの玉を手仕舞いしていく。

このように、同一銘柄で何度も買い売りを繰り返し、利益を得るのだ。

 

はじめてうねり取りという言葉を聞く方には、よく分からない用語が出てきたと思うので説明しておく。

玉は、株式などの取引所で売買されるもののことで、ここでは株式の意味である。

試し玉というものは、最小単位の玉を建て(買う、または売る)波の感覚をつかもうとするために必要なもの。

株価を眺めたり、グラフを眺めたりしているだけでは、その相場の感じという物がわからない。

実際に、玉を建ててみて、はじめて実感する物があるのだ。

逆張りとは、株価が下がっている途中で買いの玉を建てていくこと。

その逆は順張りである。

 

話を元に戻して、なぜ同一銘柄で売買するのかであるが、

同一銘柄の株価(終値)を毎日受け止めていき、グラフを手書きで書いていると、

その銘柄特有の動きが頭に入ってくるようになる。

これを長い間続けていくと、株価の波が分かるようになってくるのだ。

これを変動感覚といい、シュミレーションや買ったつもり、売ったつもりのつもり商いでは養えない、

まさに実践と経験により培われていく感覚なのだ。

何銘柄も売買していたり、売買もしたことのない銘柄は、この変動感覚がないために

なかなか動きがつかめない。

ここで、はじめて師匠の言うグラフは手書きで書きなさいという意味が分かったような気がする。

 

 

場帖

場帖とは、値動きをデジタル感覚で受け止めるために毎日の終値を書きとめていくものだ。

相場師はこれがなくては始まらないといわれるほど、大切なものだ。

なれると手放せなくなる。

人によって書き方は、様々だが最低限、日付と終値と建て玉ぐらいは書いておきたい。

残り玉、寄付き注文値も書いておくといいだろう。

B4サイズの用紙で62行あるものを縦置きにして使うといいだろう。

3ヶ月またがり60日の波を見るのにちょうどいいらしい。

休みの日を空ける人と、空けない人がいるが、私は詰めて書くようにしている。

線は茶色のものが目が疲れなくていい。

また、記入はボールペンで記入する。

下図の例の建て玉に-1と記入されているが、これは株式の最小単位で表示する買いと売りの表示だ。

1000株単位の銘柄を2000株買った場合には、-2と記入する。

3000株売った場合には、3-と記入する。

残り玉は、現在の手持ちの玉数である。

上記の例を使うと、3-2の場合は、3000株の売り玉があり、2000株の買い玉を持っているという意味だ。

 

 

[場帖例]

 

場帖はどのように使うかは、今だ不明瞭なところがあるが、

毎日上がった、下がったを受け止めていく。

次の日の予測をしてはいけない。

今日5下がった。10日前からは20下がった。

だが、30日前からは、5上がっているのように、値動きを受け止めることに重点を置いて見ていくようにする。

これは、正しいかわからないが、最近上から目で追っていき、波の底の間隔の確認なども

なんとなくするようになった。

このようなことを、朝刊が来てから株価を拾い、記入し10〜15分程度実施していく。

ミニ株の場合は、その日の夜には済ませておかないといけない。

当日の朝には注文出来ないからだ。

 

玉帖

玉帖とは、売買の記録・余剰資金・利益・損失などを記入していく、資金管理の帳面だ。

どんぶり勘定を避けるために必要な物である。

これは、B4の用紙を横置きにして使う。

玉帖も場帖と同じように、ボールペンで記入する。

 

[場帖例]

① 売買している証券会社の名前を記入する。

② 口座名義名を記入する。

③ 現金・株式・その他・合計の、最初に持っている金額を記入する。

④ ページ番号、年-番号を記入する。 上図例では、2002年の1ページ目となる。

⑤ 銘柄名を記入する。

⑥ 売り玉の、年月日・枚数・値・金額を記入する。

  二分割で買い、一括で手仕舞いなどの場合は、上図例のように、下と一緒と省略し、

  最終買い玉の行に枚数・値・金額を記入する。

⑦ 買い玉の、年月日・枚数・値・金額を記入する。(売り玉と記入方法は同じ)

⑧ 利益を1行ずらして記入する。

⑨ 余裕資金を記入する。売り玉・買い玉の売買の増減と残高。

⑩ 利益合計を月ごとに記入する。月末にしめる。

 

資料

資料は、新聞・会社四季報をばらして同銘柄を台紙に貼り並べた物・グラフなどである。

私は、現在練習段階であるので、新聞・会社四季報などは、一切読まないようにしている。

情報により、雑音が入ってくるからだ。

ただ会社四季報は、読まないのに買ってもしょうがないが、過去の資料をそろえるときに困るかもしれない。

それで大和証券に口座開設するとPDFファイルで会社四季報が見れることができるので、これを印刷して取ってある。

ほとんど見ることはないが。

重要な物は、グラフである。

作る物は、大きなサイズの終値の折れ線グラフである。

グラフは、B1(700×1000mm)の1mm方眼紙を文具屋などで、是非そろえて欲しい。

小さいものより、大きなもののがいいのだ。

そして、作られたグラフは、大きなグラフとなりパソコンのディスプレイでみるグラフとは比べ物にならないぐらい見やすい。

グラフ用紙は、縦に使う。(1000mmのほうを縦にする)

縦に終値を1mmごとに、横に日付を2mmごとにボールペンで記入する。

まずは、点を記入し、点同士を線で結んでいく。

このときに、点と線の間を少し空けると見やすい。

株価100円ごとに横に鉛筆で線を入れる。

日付は、月ごとに縦に線を入れる。

毎日場帖をつけた後に、グラフを記入していく。

1枚使い切ってしまったら、2枚目を同じように作成し、2枚目の余白を切り糊付けする。

毎日続けることが重要である。

場帖がデジタル感覚なら、グラフはアナログ感覚である。

 

折れ線グラフは、日足よりも、株価のうねりが見やすい。

また、上げ下げがはっきりと出るのだ。

 

値板

値板とは、現在建てている玉数や、玉の平均値をすぐわかるように、カードに記入した物だ。

玉操作に慣れてくると、玉数も増えてくるため作成しておいたほうがいいだろう。

玉帖は携帯に不便なので、値板を携帯するといいだろう。

 

[値板例]

① 売り玉数を記入する。

② 買値・売値を記入する。

③ 買い玉数を記入する。

④ 下線の下には、平均値を計算して記入する。 例では、上が買い玉の平均値、下が売り玉の平均値。

 

勉強ノート

意外とつけてない人が多いのが、この勉強ノートだ。

学校に通っていたときには、勉強した内容をノートに書きとめていたはずだ。

何故か学校を卒業してしまうと、書かなくなってしまう。

覚えた事柄や、心得、今後はどのようにしていこうか、分からなかった用語の説明など

気付いたことをこの勉強ノートにつけていく。

全てが頭の中に入っているという人は、滅多にいないだろう。

何かしら忘れていくものだ。

特に売買技術に関する技法や、心構えは書き留めていったほうが、覚えも早い物である。

他の道具は、実際に売買に関係する物だが、勉強ノートは自分自身を成長させる重要な役割を持っている。

面倒くさがらずに作って欲しい。

ルーズリーフの片面に、ボールペンで記入していく。

こうすると、差し替えて整理するときにやりやすいからだ。

 

 

道具の重要性

アマチュア投資家は、面倒くさがってなかなか道具を作ろうとしない。

相場をやろうというからには、お金を儲けることが目的であろう。

お金を儲けるのに、帳面もつけないで手軽にお金儲けしようという考え方が甘いのだ。

プロの投資家は、道具の重要性を分かっていて、きちんとしたプロの道具を使用している。

アマチュアだからではなく、アマチュアだからこそ、プロの真似をしなくてはいけないのではないだろうか。

そして、自分の物にしなければいけない。

市販されているものは、誰でも買えば使うことが出来る。

手で作った道具は、市販されてはいない自分独自の道具なのだ。

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2009年9月11日 (金)

売買秘帖4

四 道標


インターネットが与えてくれた物

ポケット株での売買をはじめて、少し疑問が出てきていた頃、周りに株式売買をしている人もいなく一人歩きしていたときのことだ。

Yahoo掲示板で株についてのトピックスがあることを知った。

銘柄別の掲示板もあり、KDDIトピックスなどはよく眺めていたのだが、とくに売買技術に関する話題はあまり出てこなかった。

 

Yahoo掲示板の中の株カテゴリに全般というカテゴリがある。

その中には、多くのトピックスが設けられており、投稿数も一日のうちに何十回も投稿されているトピックスもあった。

その中で、ひときわ目立っていたのが、「株の初心者・株式サロン・オープン!!!!! 」というトピックスだ。

総投稿数も、ダントツで多い。

このトピックスに質問を投稿してみることにした。

信用売残と信用買残について質問してみたのだ。

すると1時間もしないうちに返答が返ってきた。

なんと、レスポンスが早いのだろう・・・

 

続いて、資金20万円で売買するには、ポケット株か単位株のどちらを売買したほうがいいか聞いてみた。

すると、ポケット株よりミニ株を売買したほうがいいという返答が多かったのだ。

 

この質問の後、この株式サロンに頻繁に出入りするようになった。

そして、株式売買に関する考え方が180度変わっていき、自分でも始めた頃より成長したと感じられるほどに

なってきたのだ。

 

師匠

株式サロンで、いつも質問すると、何かと説明してくる人がいた。

私の質問は、ことごとく、この人の返答により訂正されていくのだ。

この時に、損切りというものも知った。

証券会社の口座開設は、できるだけ多くしなければいけないということも。

グラフも手書きで書かなければいけないということも。

何か、他の人とは違い大きな物を感じた。

 

この人は、乾坤氏といって、後の私の売買に対する考え方を正しい方向に導いてくれる

いわば師匠のような存在となるのである。

 

このときから、師匠と呼ぶようになった。

乾坤氏は、マンション一つ損切りしても利益が残るというほど、大きな投資家である。

本職は、お坊さんだが。

株式サロンでは、乾坤式と呼ばれる乾坤氏が編み出した売買手法も使われるほどだ。

 

株式サロンによって、考えが変わり、乾坤氏の教えによって考えが変わっていった私のように

人の教えは、素直に受け入れる姿勢というものも大事なことだと感じた。

 

ミニ株売買

この頃から、ポケット株は止めてミニ株売買をするようになった。

ミニ株とポケット株の違いを以下の表に示す。

  ミニ株 ポケット株
価格 単位株の10分の1 GSが設定5千円〜5万円ぐらい
注文方法 翌日寄付き売買 指し値(リアルタイム)
売買の価格差 売りも買いも同じ値段 売りと買いで開きがある
満期 なし あり
配当 あり なし

 

ミニ株のほうが、価格は高めになる場合が多いがそれは銘柄によって異なるため一概には言えない。

注文方法も、前日に注文し翌日の寄付きの値段で約定するという方法なので注意してほしい。

一番目をつけたところが、売り買いに価格差がないというところだ。

価格差がある場合には、買ってから、ある値段まで上がらないと損失が生じるということである。

ミニ株の場合、買ってからすぐに売っても同じ値段なのだ。(手数料等を除けば)

 

また、ミニ株を取り扱っている証券会社も決まっているので、この際いくつか口座開設をしてみることにした。

口座開設した証券会社は、DLJディレクト証券・内藤証券・ジェット証券・大和証券の4つだ。

DLJディレクト証券は以前から利用していたので、この時に口座開設したのは3つである。

内藤証券とジェット証券は、単位株用に開設しておいた。

手数料が安いからである。

大和証券はミニ株用で、ミニ株を扱っている銘柄数が2500ほどあったからだ。

手数料は、最低500円である。

 

後に、この手数料500円に高さを感じて、新光証券に口座開設することになる。

新光証券の手数料は、最低125円である。

 

林輝太郎先生の書籍

すっかり、株式売買の魅力に取り付かれてしまった私は、本屋に足を運ぶことが多くなった。

株式売買に関する色々な本を立ち読みするためだ。

その中から、一冊選んで本を買っていき、家に帰ってからゆっくり読む日々が続いた。

どの本にも書いてあることは、株式売買の始め方やチャートが図示されていて

こうなったら買いなさい、こうなったら売りなさいというような内容だ。

 

難しい数式も書いてあった本もある。

中には、株式売買に関する本なのだが、半分以上も別の内容がかかれている本もあった。

どの本を読んでいても、勉強にはなるのだが、書いてあることが本によってばらばらのため

どれを信じていいのか分からなかった。

 

インターネットでマーケットの魔術師という本が紹介されていた。

株で成功した人達の話が掲載されている本だ。

この書籍を探して本屋にいくと、売り切れのためか売っていなかった。

他に同じような株で成功した人たちの話が掲載されている本を探していると、

「脱アマ相場師列伝」(林輝太郎著 同友館出版)という本があった。

この本には、株で成功した人達の話が掲載されていた。

早速買って帰ったのである。

 

今までの本とは違い、何故だろうか?今までの考えが間違っている気がしてきた。

数日後、この本を読んでいることを、株式サロンで書いてみた。

すると師匠から、「いい本を読んでるね」と返答があった。

そして薦められた本が、「財産づくりの株式投資 売買の基礎の基礎」(林輝太郎著 同友館出版)だ。

 

早速、本屋に買いに出た。

この本こそ私の座右の著だろう。

この本を読んでから、売買技術というものを意識するようになりだした。

その後、書籍を買うといえば林輝太郎先生の書籍ばかりを買っていた。



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2009年9月10日 (木)

売買秘帖3

三 株式売買を始める前に


初心者だからこそ

ポケット株の売買という、少資金の取引を実際に経験してみて、株式売買というものは簡単に儲かる物ではないと、

つくづく思い知らされた。

始めた頃は、期待していたものの、やはり実践してみないと分からないことが多くある。

株式売買のシュミレーションなど、インターネット上に数多くあるが、

はっきりいって、止めておいたほうがいいだろう。

シュミレーションで取引してみて、何が得られるというのだろう?

シュミレーションで上手くいったからといって、実践してみると上手くいくとは限らない。

それは、株式取引の最も重要な部分、「心理」というものがシュミレーションには伴わないからだ。

 

これから株式売買をはじめようと思っている方は、今から記述することをしっかりと頭にいれておいてほしい。

確かに私は、初心者でまだ成功もしていない未熟者だ。

だから、当てになるか!と思われるかもしれないが、初心者だからこそ、初心者のことが分かるのだ。

どのような間違った道に入っていってしまうかも。

 

ある程度経験を積まれてきた方は、初心者のころの考えは忘れがちだ。

なぜなら、余分な物は排除していくからだ。

何から何まで全部も覚えていることは、ほとんどないだろう。

 

株式売買に必要なもの

まずは、資金が必要である。

資金は多ければ、多いほどよい。

また記述することになると思うが、資金が少ないと株式売買で成功することは難しいだろう。

かといって、何も準備もせずに大量の資金を投入して売買していくなら、

ほんのポケットマネーで体当たり実践してみるほうがいい。

なぜなら、売買技術というものをある程度勉強するようになるまで、

成功することは、あまりないと思われるからだ。

かといってシュミレーションで練習するよりも、実際のお金を使って練習したほうが100倍は役に立つ。

本資金をいきなり株式売買に回した場合、失敗した場合に大きな損失を出す可能性がある。

ある程度利益が出せるようになってくるまでに、大きな損失を出してしまっては、

遠回りになってしまうかもしれない。

 

実際に売買するまえに、ある程度の知識を身に付けてからならば少しは大丈夫だろう。

 

次に必要な物は、インターネットに接続できる環境である。

インターネットに接続できる環境がないと手数料を余分に取られることになる。

現在では、株取引はインターネットが必需品になってくるだろう。

注文を出すにも、株価データを調べるにも、最新のニュースも

全てといっていいほど、インターネットで知ることができる。

 

次に必要なものは、証券会社に口座を開くことである。

証券会社は多数あるので、その中から自分にあった証券会社を選ぶようにしよう。

証券会社を調べるのにも、前述したインターネットは必須である。

証券会社によって、取り扱っている銘柄も違ってくるし、情報提供の種類も違う。

また、自分の投資スタイルによっても変わってくるだろう。

ネットで取引できる証券会社の多くは、口座開設が無料でできるので、

自分にあった証券会社を見つけるまで、いくつでも口座開設してしまおう。

1つや2つだけ開設していたのでは、本当に自分にあった証券会社なのかどうかは分からない。

この際、5つ以上の証券会社に口座開設してしまおう。

証券会社を比較したい場合は、http://www.kabuko.net/を参考にするといいだろう。

 

以上で、株式売買はできる。

しかし、本当に本格的に始めるなら相場師の三種の神器とよばれる場帖・玉帖・資料はそろえなくてはいけないだろう。

後は、勉強ノートも必要だ。

勉強ノートがあるとないとでは、身につく技術が大幅に変わってくるだろう。

これらについては後述する。

 

自分自身を知る

実際に株式売買を始める前に、自分自身のことをよく理解しなければいけない。

これらのことは、あまり「やさしい株式投資」や、「超初心者のための株式投資」などのような

(実際にある本のタイトルではなく、思いつきであげた。)

入門書的な著書ではあまり触れられていないかもしれない。

 

・何故株式投資を始めたのか?

これは、最初に考えなければいけないだろう。

成行きで始めてしまったのか、はたまた資産運用のためか、ギャンブル感覚で始めたのか、

会社で買わされたのか・・・

この中で、ギャンブル感覚で始めた方と会社で買わされた方には、この先の文章は、あまり意味のないものに

なるかもしれない。

物好きな方だけ読んでいただきたい。

成行きで始めてしまったという方は、この先、資産運用をしたい、株式売買で成功したいと

なってくるかもしれないので、ギャンブル感覚にはならないように気をつけて売買していってほしい。

最悪の始めた理由は、借金を返済するためなどのように考えている方だ。

はっきりいって、すぐ他の方法を考えたほうがいいだろう。

株で借金を返そうとするほど恐い物はない。

精神的に負担をかけているようでは、株式売買では成功しないからだ。

 

・精神的苦痛など身の回りのことで障害になるものはないか?

株式売買は、ゆったりとした気持ちがなくてはいけない。

先ほども述べたが精神的に負担をかけているような状態では、駄目なのだ。

まずは、そういった事柄を取り除いてから、売買を始めるようにしたほうがいいだろう。

 

・自分の長所と短所は?

長所と短所が、何の関係があるか?と思われるかもしれないが、このことは

後述する投資スタンスを決めるときなどに重要になってくる。

 

・株式売買に関する知識は?

専門家のように、完璧に覚える必要はないが、ある程度は知っておいたほうがいいだろう。

とくに売買技術については、知っている人と知らない人では、差が出てくる。

 

・目標金額は?

目標金額が、決まっていない場合は決めておいたほうがいいかもしれない。

目標を持つと、その目標に向かって進んでいく物なのだ。

目標がないと、あいまいな投資になってしまうかもしれない。

 

・どれぐらいの損失なら許容できるか?

株式売買は、貯金などとは違い元本を下回ることがある。

というより、ほとんどの人は下回っている。

儲かる人もいれば、損する人もいる。

弱肉強食の世界なのである。

普通のギャンブルと違うところは、自分の好きなところでスタートすることができ

自分の好きなところで逃げることができるところだろう。

ただ、長く株式売買を続けていきたいなら、損失を受け入れなければならない。

100%勝つということは、無理であろう。

利益を生むためには、損失は必要な物だ。

商売と考えるなら、損失は経費といってもいい。

上手く儲けるには、経費を安く、出来るだけ高く売る。

これが秘訣なのだ。

 

・売買に使える時間はどれぐらいあるか?

一日のうち、パソコンのディスプレイにずっと向かっていることができるか?

昼間に仕事をしている人たちは、デイトレーディングは無理だろう。

一日のうちに30分でも時間がとれるなら、その日の終値のみチェックしていくやりかたもある。

まったく時間が取れない場合は、長期投資ぐらいしかできないだろう。

 

・売買益で生活していかなければいけないか?

これは、最低どれぐらいは儲けることをしないといけないかを設定するときに必要になってくる。

収入源が他にもあって、その資金で生活していく場合は、気にしなくていいだろう。

 

投資スタンス

投資スタンスとは、どのように売買していくかを前もって決めておくことである。

短期投資・中期投資・長期投資の選択からだ。

自分にあったものを選ぼう。

短期・中期・長期の中でも、分類されるが、まずはこの3つの中からだ。

短期になればなるほど、取引回数も増えコストがかかる。

短期投資は、回数で勝負するといった感じだろうか。

当然、利益も制限されてくる。

その点、長期投資は1回の売買での利益率は高くなるだろう。

コストの削減にもなる。

ただ、ちょっとしたニュースで売ってしまうような、自分が決めた事柄をなかなか守れないような人には向かないだろう。

一度買ったら、本当に持ちつづけることが出来るという人なら大丈夫だ。

長い物になると10年〜30年、究極で買ったら売らないという長期投資もある。

長い年月になればなるほど、大きな事件など起きる可能性も高くなってくるだろう。

もしかしたら、株価もずっと上がらないかもしれない。

これらのことを耐える気力がある人は、なかなかいないだろう。

短期投資は、精神的にも疲れるという欠点もある。

利益率も制限されることから、一度の大きな損失で2年分の利益が1日でなくなってしまうということも考えられる。

また、よく初心者に勘違いされやすいのがデイトレーディングである。

インターネットの普及と、簡単に利益が取れるという勘違いにより、デイトレーディングをしたいという人が多い。

しかし、早く利益が取れるということは逆に言えば、早く破産する可能性も高いということだ。

デイトレーディングは、大きな資金で売買し、少し株価が上がったら、売ればいいので簡単だと思うのは勘違いだ。

それは、少ない利益に抑えてしまっているのである。

そして、一度の損失で全て打ち崩される。

少ない利益をいくら積み重ねても一度の長期投資による売買の利益のほうが格段に多い場合だってあるのだ。

また、その日のうちに清算してしまわないで次の日に持ち越しというのも良くあるパターンだが、

本当のデイトレーダーは、怖くてこのようなことはできないと聞く。

きちんとした設定があり、それを守ることができる強い自己統制がない人は、止めておいたほうがいいだろう。

本当はデイトレーディングは難しいのである。

これらのことをよく考えて、短期・中期・長期を選ぼう。

一度選んだら、ずっとその投資法でいくぐらいの気持ち出なければならない。

 

設定

ここでいう設定も前述の投資スタンスの一部だが、必ず売買するまえに決めておかなければいけない。

この設定をしない場合は、破産してもおかしくないだろう。

まず、初心者によくありがちな失敗は、株価が下がり始めても、まだ上がるかもしれない。

という考えをもってしまうことである。

もう少し持ってみよう。

株価が買値まで戻ってくるまで持ちつづけよう。

この考えが取り返しのつかない失敗への第一歩だ。

私には、まだ分からないのだが、本当の達人になると、株価の動きから判断して

フィーリングで切る(持っている株を反対売買により手仕舞いすること)ことができるようになるのかもしれないが、

多くの上手な人は、損切りライン(ロスカットライン)というものを設定している。

チャートによる設定・買った株の値段の平均値より何%下がったら切る・いくらの金額下がったら切るなどが、

よく使われている損切りラインだ。

そして、その損切りラインにかかったら、必ず手仕舞いしなければいけない。

ここは、機械のように実行することにより、情けを絶たなくてはいけない。

また、売買の前に設定しておいた損切りラインを後からゆるやかにしていってもいけない。

損切りラインは、命綱のようなものなので、必ず設定しなくてはいけない。

 

次に利益確定の設定である。

損切りラインは設定していても、利益確定の手仕舞いラインは設定していない人が多い。

いくらぐらいになったら、手仕舞いするという設定がないと、利益を逃がしてしまったり、

早く利益を確定しすぎてしまったりするものだ。

この設定は、最初のうちは少なめでいいだろう。

分かってきたら、出来るだけ値幅を取るようにしていくように心がけよう。

利が乗ったら、育てなくてはいけないからだ。

 

次にどれぐらいの枚数を買うかの設定である。

一番見落とされがちだが、一番重要な設定項目のひとつである。

この辺りの秘訣は、今の私はまだ詳しく理解していないので、もう少したったら書こうと思う。

現在の段階では、資金のうち1〜3%の損失になるように枚数を設定するとだけ書いておこう。

100万円の資金があり、10万円の株券を買う場合。

確かに10枚まで買える。

だが、10枚も買っては多すぎるということだ。

簡単なのは、100万円のうち50%は余裕資金として取っておき、残り50万円で売買していく。

というような設定だろう。

資金目一杯買ってしまってはいけない。

このことは、初心者にありがちな間違いである。

 

初心者のうちに気をつけておくこと

・投資雑誌などのおすすめ銘柄などを買わないようにする

投資雑誌や証券会社のセールスマンのおすすめ銘柄などは、買わないようにしよう。

おすすめ銘柄さえ買って儲かるのなら、みんな儲かっているはずだ。

第一そんな有望な情報を人に教えたりしないだろう。

売買技術もないのに、このような銘柄を買ってしまうと高値づかみになってしまうだろう。

 

・ニュースが出た株を飛びついて買ったりしないようにする

強烈なニュースが出たら、確かに株価も上昇する。

だが、初心者にありがちな考えでニュースを探してその銘柄を買うというのはやめたほうがいいだろう。

急激な下げについていけないかもしれない。

 

・なんでもかんでも買わない

またまた、初心者にありがちで、あれも欲しい、これも欲しいというような考えだ。

銘柄が増えれば増えるほど監視するのも大変だ。

また、銘柄を絞ることにより銘柄特有の株価の動きというものをつかめるようになる。

 

・動きの激しい株より緩やかな株

動きの激しい株より、緩やかな動きの株のほうがいいだろう。

初心者は、なかなか我慢できずに、スリルを求めがちである。

動きの激しい株は、儲けも早いが、損失も早くでる。

 

・書籍について

株式についての仕組みなど、詳しいことを知るにはわかりやすい書籍を買ったりするだろう。

私のおすすめは、書籍ではなく大和証券に口座開設すると無料で付いてくるCDだ。

アニメーションにより、とても分かりやすく解説してくれる。

気をつけて欲しいのが、書籍に売買のやり方など書いてある場合である。

間違った知識を初心のうちにつけてしまわないためにも、きちんとした方法がかかれている

書籍以外読まないほうがいいだろう。

一度、間違った知識をつけてしまうと、なかなか直すことは難しい。

株式についてある程度知識をつけたならば、売買技術を勉強するために

正しい手法が載っている書籍を読むようにしてほしい。

おすすめは、林輝太郎氏の書籍などだ。

一万円で1億円儲ける・・・や、ミラクル・・・、日本一の・・・などは読まないほうがいいだろう。



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売買秘帖2

二 無謀な挑戦




ポケット株の仕組み


ポケット株とは、実際の株券を売買するのではなく、権利行使価格を極めて低く設定したカバードワラントだ。


ゴールドマンサックスという証券会社が値段を付けている。


どのようなものかというと、少しややこしい。


1万円のものを1円で買える権利の価格は9999円になる。


1万5千円のものを1円で買える権利の価格は14999円だ。


この権利を証券化したものがワラントである。


ポケット株は、この中でも5千円〜5万円で買えるように設定されている。


本当に安い物だと千円弱で買えるものまである。


トヨタなど、実際に購入するには何十万もする有名な会社の株がポケット株なら


本当にポケットマネーで買えるのだ。


株価の動きも、実際の株価に連動している。


カバードワラントというとギアリングといって、株価の動きを何倍かに激しくした物などが多いが、


ポケット株は、実際の株価の動きに近いので、安全だという。


 


ポケット株と普通の株と違うところは、配当・株主優待がないところ。


満期があるところ。


指値注文しかできないところである。


 


また、買値と売値で値段が違うというところにも注意してほしい。


 


現在のポケット株の取引手数料は、最低価格は500円である。


あまり安いポケット株を買っていては、ほとんど手数料で取られてしまう。


 


ポケット株の値を見てみると買値4.26、売値4.29などと表示されている。


この売値4.29×1000円が実際に購入に必要な金額となる。


これに手数料と消費税を合わせて4.29×1000+500+25=4815円が必要である。


4815円で買って、実際に利益がでるようになるには


この値段に手数料と消費税を足して、1000円で割った値を超えればいい。




(4815+500+25)÷1000=5.35


ポケット株の値段が5.35を超せば利益となるのだ。


この値を損益分岐点という。


 


初出陣


実際に、ポケット株を購入してみることにした。


資金は1万2千円。


株式売買するのに、資金は1万2千円だ。


あまりにも、ふざけている・・・


最初に買った銘柄はYahooだ。


そうインターネット検索サイトの超大手である。


この頃には、ただ知っている銘柄というだけで買っていた。


売値は6.59だった。


ポケット株は、ザラ場(市場が開いている時間9:00〜11:00、12:30〜3:00)に注文を出すと


すぐその場で約定(取引成立)かどうか分かる。


6.59で1000ワラント買って、手数料が525円で7115円だった。


それから、数日後に1万円をDLJディレクト証券の口座に振り込んだ。


約1週間後にまたYahooを1000ワラント購入した。


このときの売値は6.63だった。


金額にして7155円だ。


私の考えとしては、月に1〜2万円ずつ振り込んでいき、徐々に資金を増やしていこうという作戦だった。


12日後に、徐々に下がってきているので売ることにした。


その時の買値は6.35であった。


売上金額は、手数料を引いて12175円だった。


いきなりの損失である。


購入金額は7115円+7155円で14270円。


差し引き2095円の損失だった。


 


最初からは、うまく行かない物だと、このときは自分を慰めていた。


 


売れた資金で、すぐトランス・コスモスという会社のポケット株を買った。


売値が3.61で3000WR(ワラント)買った。


金額にして11355円である。


今回は1ヶ月と10日ほど持ってみたが、上がることもなく3.31で売ることにした。


損失1950円。


2万円の資金が、既に17952円になってしまった。


18%の損失である。


 


こうなってくると、ただ価格だけ見て売買していたのでは、うまくいかないと思い始めてくる。


このときにチャートという物を知ったのだった。


 


チャート


DLJディレクト証券には、マーケットスピードという便利なソフトがある。


このソフトはリアルタイムで株価が更新されていく他、チャートなども自動更新されていくのだ。


チャートの機能も豊富でいろいろな種類のチャートを眺めることができる。


 


始めに勉強したのが、日足、週足、月足のローソク足である。



このローソク足は、一目で株価の始値・高値・安値・終値が分かるようになっている。


日本より発足したチャートだ。


 


始値とは、ザラ場の寄り付き(始まった時間)の値。


高値とは、一番高かった値。


安値とは、一番安かった値。


終値とは、大引け(終わった時間)の値である。


 



このような感じで表記されている。


白色の四角で記されているものを陽線といい、始値より終値のほうが高かった場合は陽線で表示される。


黒色の四角で記されているものを陰線といい、始値より終値のほうが安かった場合に使われる。


また、形によって色々と名前と意味がつけられており、それにより強気・弱気を判断することができる。


詳しくは、http://www.asumiru.com/analyze/cv_c.htmlなどを参照するといいだろう。


また、3本の線が緩やかにカーブを描いているが、これらは移動平均線といって、


5日間・25日間・75日間などの株価の平均を線で結んだものだ。


このローソク足と移動平均線は、ローソク足の形や、移動平均線の交差などを判断材料にしている。


 


また、一目均衡表というものもある。


これもよく使われているようだ。



ローソク足に、先行スパン1・2とその間の雲。


また、基準線・転換線・遅行スパンなどから形成されるチャートだ。


一目均衡表では、基準線と転換線の交差や、遅行スパンがローソク足の株価を抜けた、


または、株価が雲をつき抜けた、株価が雲に落ちてきたなどで判断するチャートだ。


色々と奥が深そうだ。


 


後は、RSIや、ストキャスティクス、サイコロジカルラインなど、色々なオシレータなどもある。


 


初の利益


2度の損失で、落ち込むことなく、資金の2万円追加を実行した。


KDDIを2000WR買うことにしたのだ。


ローソク足を見て、下がってきたと思ったところで買ってみたのだ。


このときの売値が3.49で金額にして7505円。


その後、20日ほどして、さらに3.47で5000WR購入した。


金額は、17875円だ。


しばらくして、株価はどんどん上昇しだした。


 


このときには、どうしたらいいかということも少し勉強していた。


頭と尻尾はくれてやれという格言を参考にして、


天井を見てから売ってもいいのではないか?と考え


天井をつけた4、5日後に、もう上がらないだろうと判断し4.53で売ることにした。


31185円だった。


利益は5805円で、今までの損失を取り返すことができたのだ。


 


有頂天


利益を出してからは、この方法で行けば絶対儲かるという変な自信が湧いてきてしまった。


資金をさらに追加して、全部で6万2千円の投資資金になった。


現在の利益も含めた総資金は、63757円である。


2.8%プラスだ。


こうなってくると、お調子者の私は、さも相場の天才であるかのように思い込んでしまう。


その後、伊藤園で1620円の損失を出してしまった。


次に、いきなり単位株(通常の株式)に手を出してしまった。


資金が6万2千円しかないのにである。


 


ナスダックジャパンのスターバックスコーヒーを1株買ってみた。


(現在では、ナスダックジャパンは名称を変更している。)


DLJディレクト証券では、単位株の取引手数料は片道1900円である。


消費税を合わせたら1995円である。


往復で約4000円も手数料がかかる。


ポケット株とは、大違いだ。


それもそのはず、単位株でこれほどまでに少資金で取引しないだろう。


スターバックスコーヒーは、結局株価も下がり、手数料と株価の価格差で


大幅なマイナスとなってしまった。


 


ここから、駄目押しのKDDIがくるのである。


 


狼狽買い・狼狽売り


資金も大幅に減ってしまい、滅入っていたときに


寄り付き前に、いつものように値板(マーケットスピードなどを使うと現在の値段でどれぐらい買いたい人がいるかわかる)を


眺めていると前日より大幅な価格の気配が表示されているではないか。


これは、何かすごいことが起きるに違いない。


そう確信した私は、資金全部を投入して、12000WR購入することにした。


寄り付きと同時に、指し値・指し値の連続でやっと買える事が出来た。


ポケット株では、寄り付き注文のような指定方法はないため、リアルタイムで指し値しなくてはいけない。


すると、どんどん株価が急落していくではないか・・・


どうしたことか、


後で聞いた話だが、SQのため(特別清算指数、オプション取引などの清算日)異常な気配値がついていたのだ。


ただ、株価が急落していくのを眺めていた。


少し戻してきたところで、我慢できずに売ることにした。


 


急に株価が上がっていくときに、飛びついて買ったり、


急に株価が下がっていくときに、飛びついて売ったりすることを狼狽買い(売り)というのだが、


これは、もう二度としないでおこうと心の中で誓ったのである。


 


 



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2009年9月 9日 (水)

売買秘帖

これは2002年に作成したものです。
現在とだいぶ変わっていると思いますし、画像もどこかにいってしまいました。
消えてしまわないようにここに残しておきます。

株を始めたばかりのいい思い出です。

売買秘帖

われわれが進もうとしている道が正しいかどうかを、

神は前もって教えてはくれない。

             
アインシュタイン



一 株式売買というもの


マーケットへの参加

政治も経済もほとんど知らない私が始めてしまった株式売買。

魅力が満ち溢れ、希望と期待を抱いてはじめたものの、少ない資金で大きなマーケットに立ち向かうことほど

恐ろしいということをまだ分かっていなかった。

マーケットには魔物が潜む。

欲望という魔物が。

いつからだろう、新聞はテレビ欄しか読まなかった私が経済欄に興味を持ち始めたのは。

バラエティやドラマぐらいしか見なかった私が政治・経済のニュースや報道番組に興味を持ち始めたのは。

それは、株式売買という境地に足を踏み入れてしまったからだった。

 

ほんの小さな一投機家が、この広大なマーケットに踏み潰されず生き残っていくには、どうしたらよいのだろう?

投資資金もポケットマネーほど。

そんな少ない資金をマーケットに投入したところで、びくともしない。

聞いた話だが、このマーケットでの勝者はほんの一握りらしい。

この一握りの中に入れる日はくるのだろうか・・・

 

一冊の本

根っからのギャンブル好きの私は、最近スロットの成績も芳しくなく、仕事で稼いだお金を飲み代に使う程度の

平凡な毎日を過ごしていた。

ある日、暇を持て余していて、本屋で片っ端から立ち読みをしていたとき、普段なら行くことのない

株式投資のコーナーに目をやったのだ。

5000円からはじめる「ポケット株」入門(山本信幸/いわたふくみ著 オーエス出版)という本がとても気になった。

5000円という題名に惹かれたのだ。

他にも1万円からはじめる、3万円からはじめるなど色々な本があったが、5000円という金額はその中でも一番低かった。

5000円なら、スロットで1時間もかからず失うことは数多くあった。

その5000円で株式投資が始められるのか?

この時点では、まだ株というものを、ほとんど理解していなかった私は、とても興味が沸いたのだ。

購入し家でゆっくり読んでみると、漫画も載っているためか何故かすらすらと読むことが出来た。

昔から思い立ったらすぐ実行の私は、本を読み終えた時点で証券会社に口座開設の申請をしていた。

DLJディレクト証券に口座を開設したのだ。

ポケット株を取引できる証券会社は、数社しかなかった。

その中からDLJディレクト証券を選んだ。

口座開設の資料を取り寄せるのに3〜4日かかった。

資料を読んで、口座開設の書類を送り、実際に取引できるようになるまで約10日ほどかかった。

さあ、いよいよ取引開始というところまで来たが、株についての知識も取引の方法もよく分からない状態でどうしたらよいのだろう?

そこからある程度勉強しようということになった。

 

株式市場

現時点でも詳しいことは理解できていないかもしれないが、株についての私の知識は少しだが説明しよう。

間違いがあったら指摘してほしい。

 

会社を設立するときにはお金がいる。

その時に必要な資金を準備するには、全て自分の資産から準備する、または銀行から借りるなどあるだろう。

また、株式を発行するという方法もある。

株式を発行すると、多くの人から資金を出してもらうことが出来る。

 

会社は、その株券を持っている人達に1年に数回ごとに配当という形でお金を渡していく。

中には配当のないものもあるが。

また、株主優待というものもついている場合もある。

株主優待は、その会社の商品をもらえたり、割引券をもらえたり、または、遊園地などを経営している会社の

株主になった場合は、入場券などももらえたりする。

また、会社が解散した場合に残った資金を分配してもらえる。

さらに、その企業の業績が上がっていくと株券自体も価値が上がっていき、株主の資産も増えていくのだ。

そのような目的で、将来有望な企業を探して株券を求める人が出てくるのだ。

 

株券を売買することにより利益を得ることもできる。

その株券を買いたい人、売りたい人の需要と供給により、価格自体も動いていく。

当然、株券を買いたい人が多く、売りたい人が少ない場合には、価格は上がる。

売りたい人が多く、買いたい人が少なければ、価格は下がる。

この価格の上昇下降のスピードは、売買する量が多ければ多いほど早くなる。

市場に出回っている株数が少ない場合は、さらに早くなる。

 

発行されている株は、全て売買できるわけではなく、市場に出回っている株が対象となる。

例えば、会社の社長や会長などが発行している株の半数を持っていた場合は、

その株を売ることはめったにないだろう。

何故そのようなことをするかというと、ある会社の一定の株数を持っていると、

その会社の経営権を握ることもできるのだ。

知らない個人に経営権を握られては困るということで、このように手の届く範囲の人たちで株を持っていることがほとんどだ。

最近では、持ち株会社といって、株を持つ専用の会社を別会社として設立して

持ち株会社に経営権を持たせるようにしている所も増えてきたようだ。

 

これら以外の株は市場に出回っていて浮動株と呼ばれている。

この浮動株を売買することにより、キャピタルゲイン(価格差を利用して利益を得る)を目的としている人たちは多い。

その中には、生命・損保・信託銀行等の機関投資家、個人の個人投資家などに分類されるだろう。

機関投資家は資金も大きく、その売買は株価に大きく影響する。

個人投資家の売買も機関投資家ほどではないが影響するだろう。

 

この売買を仲介しているところが、証券会社である。

証券会社も自分で売買の相手を探すのは大変なので、証券取引所というものがある。

全国の投資家からの注文は証券会社を通して証券取引所に集められる。

そして、証券取引所によって注文が執行されるのだ。

証券取引所は東京、大阪、名古屋などにある。

 

証券取引所では、株券を一番高く買いたい人と一番安く売りたい人との取引を成立させていく。

このことを価格優先の原則という。

もし、同じ価格で買いたい、または売りたいという人がいた場合には、早い者勝ちで成立させる。

このことを時間優先の原則という。

 

株式の売買注文を証券会社に出すと、手数料を取られることになる。

この手数料は、各証券会社によって様々だが、ペイオフにより手数料の自由化が行われ格段に安くなってきた。

また、インターネットも普及してきたことも安くなってきた原因だろう。

一昔前は、直接証券会社に足を運ぶか、電話で注文することが一般的だった。

また手数料も、今の何倍も取られていたのだ。

 

証券取引所に株を公開していない会社も多くある。

このような株を未上場株といい、個人での売買はむずかしい。

証券取引所に公開することを上場するといい、上場するには一定の基準をとおらなくてはいけない。

その代わり、上場すると広く知れ渡るため株の流通も盛んになるわけだ。

証券取引所の中でも、東京1部、2部など別れていて、1部にいくほど基準が厳しくなってくる。

 

株式市場は、だいたいこのような仕組みになっている。

もっと、詳しく知りたい方は東京証券取引所を参照されるとよいだろう。

 



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2009年9月 8日 (火)

日本語キーボード設定(HP mini 1000 MIE化)

なんとか続いておりますHP mini 1000 MIE化ですが、ここで大問題が発生しました。
それはMIEはどうやら英語キーボード用であって、日本語キーボードが対応してないんです・・・

そこでいろいろしらべているうちにxmodmapを利用すればなんとか解決できることがわかりました。

xevコマンドでキーのコードや文字の名前を調べながら、一つずつ設定です。
結構面倒でしたが設定したのは次の内容です。

terminalを開きます。
vi .Xmodmapで設定ファイルを開きます。

.Xmodmapに次の内容を追加します。

keycode 11 = 2 quotedbl
keycode 14 = 5 percent
keycode 15 = 6 ampersand
keycode 16 = 7 apostrophe
keycode 17 = 8 parenleft
keycode 18 = 9 parenright
keycode 20 = minus equal
keycode 21 = asciicircum asciitilde
keycode 34 = at grave
keycode 35 = bracketleft braceleft
keycode 47 = semicolon plus
keycode 48 = colon asterisk
keycode 49 = Zenkaku_Hankaku Kanji
keycode 51 = bracketright braceright
keycode 129 = Henkan
keycode 131 = Muhenkan
keycode 133 = yen bar
keycode 208 = Hiragana_Katakana Romaji
keycode 211 = backslash underbar

いまのところこれで足りてます。
設定したらxmodmap .Xmodmapで設定を反映します。
あとはSCIMの設定です。
半角/全角キーを押すと日本語入力モードになるのですが、IMEツールバーみたいなのが表示されます。
そこの設定を変えました。
入力方式を親指シフトに(親指シフト派なので・・・)

これで完了です。
ただ、再起動するとなぜか反映されないんです。
ということでホーム画面の設定より[詳細設定]-[セッション]を開き、自動起動に
xmodmap .Xmodmapを追加しておきました。


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2009年9月 7日 (月)

日本語化(HP mini 1000 MIE化)

引き続きHP mini 1000 のMi Edition設定編です。
今回は日本語化した手順をメモしておきます。

まずは[Alt]+[F2]を押して、アプリケーションの実行ダイアログを開きます。
次にsudo synapticと入力してsynapticを開きます。
Searchボタンをクリックし、language-support-jaを検索します。
表示されたもの全部にチェックを入れます。
たしか右クリックしてメニューのなかから、Mark みたいなのを選んだはずです。
そしたらApplyボタンをクリックしてインストールの開始です。

次にホーム画面右上にあるSettingsをクリックして、そのなかからAppearanceを開きます。
外観の設定ですね。
すべてJapanを選びます。

ほんとならこれで日本語化できてるとのことですが、うまくいかないので
terminalを開いて、
sudo apt-get install language-selector
と入力・実行しました。
そうするとSettingsにlanguage-selectorが現れるので、開いてJapaneaseを選択します。
そうすると見事日本語化されました。



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2009年9月 6日 (日)

HP mini 1000 をMIEにしてみる

マイネットブックのHP mini 1000日本語キーボード版なんですが、なんだか動きがもっさりしているので、ubuntu8.04ベースのMP Mi Edition(MIE)というOSに変えることにしました。
最初に参考にしたのはこのページです。

続・Netbookにこそ、Ubuntuを入れろ


●ダウンロード〜セットアップ
このページからHP MIE Restore Image Creator (for Windows)をダウンロードしました。
作成するときのOSがwindowsXPなのでWindows版です。

USBメモリを差します。手元に8GBのがあったのでそれをフォーマットして使用しました。

次にダウンロードしたファイルをインストールしてHP MIE Restore Image Creatorを起動します。
USBメモリをMIEセットアップ用メモリにセットアップしてくれます。

続いてPCを再起動してUSBメモリから起動します。
PC起動時に[F9]を押すとどこから起動するか選べますので、USBメモリを選択します。
(HP mini 1000を買ったときのおまけのUSBメモリがささっていたら間違えないように選択してください。)

あとは[Enter]キーを押して終了です。
しばらくするとHP MIEの初期設定が始まります。

時間帯はAsiaのなかからTokyoを、ユーザ名も設定してください。
Pidginはインスタントメッセンジャーのようですのでチェックは外しました。

これでインストール完了です。

●rootのパスワード設定
さてここからが本番です。

各種設定をしなくてはなりません。

まず最初にしたのはrootの設定です。
rootのパスワードを設定しておかないと万が一のときが心配ですからね。
というわけで、terminalを立ち上げます。
[Alt]+[F2]でアプリケーションの実行を開きます。
そこでgnome-terminalと入力し<実行>をクリックします。

続いてプロンプトにsudo passwd rootと入力し[Enter]
好きなバスワードを設定してください。

続く(たぶん…)

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2009年9月 3日 (木)

伊勢神宮〜鈴鹿サーキット

8月29日〜30日に伊勢神宮と鈴鹿サーキットに行ってきました。
伊勢神宮自体初めて行ったのですが、いいとこですね。
街並みが素敵です。




鈴鹿サーキットはシマノ国際ロードレースがあったので見学です。
生でフミを見れるとあってドキドキしました。
それにしても近くで見るとロードレースは迫力がありますね〜

上位はスキルシマノが独占状態



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健康診断で尿検査にひっかかりました。

健康診断で尿検査にひっかかりました・・・
健康診断で潜血が2+だったので、昨日病院へいってきたら、蛋白も出ているみたいです。
エコーでは大丈夫そうと言っていましたが、
念のため血液検査もしました。
あとは朝2回、尿をとって持っていくのですが何だか心配です。
何にもないとは思いますけど。


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2009年9月 2日 (水)

ScribeFire投稿テスト

ScibeFireからの投稿テストです。



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